大人のヘアスタイルは、
「分け目」がキモになる!


頭頂部の印象は、ただ分け目の位置を変えるだけでもだいぶ変わります。

こちらは、センターの5:5で分け目を作ったものと、少しずらして6:4で分け目を作ったもの。
6:4のときのほうが、立体感が生まれて若見えするし、抜け感もありますよね。

5:5の分け目の場合
 
髪の分け目を変えるだけ!ボリュームがなく野暮ったい40代が素敵に変わる「くの字」分け_img1
6:4の分け目の場合
 
髪の分け目を変えるだけ!ボリュームがなく野暮ったい40代が素敵に変わる「くの字」分け_img4

シャツジャケット¥24200(Liyoca/アンタイトル)、その他は本人私物

5:5の分け目の場合
 
髪の分け目を変えるだけ!ボリュームがなく野暮ったい40代が素敵に変わる「くの字」分け_img6
6:4の分け目の場合
 
髪の分け目を変えるだけ!ボリュームがなく野暮ったい40代が素敵に変わる「くの字」分け_img10

いかがですか? ほんのちょっとのことなのですが、一気に垢抜けませんか?

ただ実は、パックリと分かれる真っ直ぐな線の分け目では、この雰囲気は作れません。そこで大切なのは、最初にヘアバームやワックスを手のひらに薄く伸ばし、髪全体にまんべんなく揉み込んで扱いやすくしたのち、分け目を前後同じ長さの「く」の字にすること。

髪の分け目を変えるだけ!ボリュームがなく野暮ったい40代が素敵に変わる「くの字」分け_img11
 

分け目の終着点はだいたいつむじです。それ以上後ろに作っても、お洒落になりません。
写真では、「く」の字が見えやすいように両サイドを手でおさえていますが、みなさんはこんなことをせず、フワッと根本を立ち上げることを意識してください(笑)。

髪の分け目を変えるだけ!ボリュームがなく野暮ったい40代が素敵に変わる「くの字」分け_img12
 

分け目を作る際は、コームの柄を立てて作るのがオススメ。コームを寝かせてしまうと、失敗しやすいので注意してくださいね。


「ジグザグ分け」よりも「く」の字がいい?


少し前まで提唱されていた分け目の作り方に、「ジグザク」を描く方法がありました。実は私もこの方法をみなさんにお伝えしていたこともあったのですが、これでお洒落に見せるには、ジグザグの幅など少しコツが必要なんです。うまくできないと、今度は逆に古くさく見えてしまうことも。

ジグザグの分け目作りは少し再現するのが難しいことがわかったので、現在は、どんな方でも失敗しにくい「く」の字をオススメしています。この方法なら誰でも簡単にトップのボリュームをアップできるので、ぜひみなさんも試してみてくださいね。

この分け目を作ったあとに髪を結ぶだけでも十分洒落見えするのですが、次回は、ちょっとだけアレンジを効かせた大人のまとめ髪スタイルをご紹介します!

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アンタイトル https://store.world.co.jp/s/brand/untitled/

撮影/沼尾翔平
スタイリング/永岡美夏
取材・文/中田絢子
編集/國見 香
 
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