【明治】昭憲皇太后のティアラとネックレス
昭憲皇太后のために作られたティアラとネックレス。日本の皇室ではじめて洋装を纏った昭憲皇太后の凛としたお姿です。ティアラには大きな星が輝き、3連のネックレスも存在感があります。
【大正】貞明皇后のティアラとネックレス
貞明皇后は、星の飾りを取り外されている状態でティアラをつけられています。のちに美智子さま、雅子さまも外した状態でお使いになっています。ネックレスは3連のままでお使いに。
【昭和】香淳皇后のティアラとネックレス
香淳皇后がお召しになっているティアラは、元のデザインの通りに、星のパーツを使い、ネックレスも3連でお使いにになっています。
【平成】美智子さまのティアラとネックレス
即位の礼「祝賀御列の儀」で美智子さまがつけられたティアラは、上のほうに丸い玉のデザインが輝いており、昭憲皇太后、香淳皇后が使われていた星のパーツは外されています。ネックレスは1連でシンプルに。エレガントなファッションがお好みの美智子さまらしいセレクトです。
【令和】雅子さまのティアラとネックレス
雅子さまの即位の際も、ティアラは美智子さまと同じ状態でお使いになっています。ネックレスは間を抜いて2連に。華やかなドレスに合わせて、デコルテがすっきりと見えるよう調整されています。雅子さまの華やかなお顔立ちがより魅力的に映ります。
皇后が代々受け継がれてきたティアラ。昭憲皇太后がはじめて洋装を取り入れた日から140年近くもの時が経ちますが、今もなお、輝きを湛えています。その高貴な輝きは、歴代の皇后とともに歩んできた、歴史ある輝きなのです。
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