纏うアイテムが少ないからなのか、強い日差しでテンションがあがるから（負けないため！?）なのか、夏になると鮮やかな色や華やかなデザイン、ちょっと遊び心のあるものが欲しくなりませんか？ 実はそういったものは「コスパブランド」にこそ豊富に揃っています。
この特集では、大人も納得の優秀な素材やデザインなのに、リーズナブルな価格のアイテムだけ厳選して紹介していきます。スタイリングを手がけるのは、アラサーからアラフィフまで幅広い世代の雑誌で活躍し、コスパブランドにもハイブランドにも精通するスタイリスト井関かおりさんです。
第３回目は「夏のバッグ」。まず「かごバッグ」が思い浮かびますが、夏のカジュアルなスタイルに「かごバッグ」は”ほっこり”見えてしまって違和感……ということも大人世代になるとよくあること。かといって、夏にレザーのバッグを持つのもなんだし。そんなときは、あえてキッチュなプラスチックやナイロンのバッグという選択肢も、大人だってアリなんです。
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ビニール、プラスチック、素材の「ツヤ感」がカジュアルな着こなしのスパイスになってくれる！
トートバッグ¥5390、ショルダーバッグ¥4290／アコモデ(アコモデルミネエスト新宿店)
ワンピース¥26400／カデュネ イヤリング¥2530／アネモネ(サンポークリエイト) ネックレス¥10450／イン ムード(フォーティーン ショールーム) サンダル¥12650／ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)
「コットンやリネンのワンピース、Tシャツなどの夏の定番アイテムはマットな素材が多い。そしてかごバッグもナチュラルでマットなので、大人にはちょっと”ツヤ感”が足りないんですよね。もちろんバングルなど大振りのジュエリーでツヤを足すこともできますが、バッグ自体を変えてみるというのもひとつの選択肢です」とスタイリスト井関さん。そこで提案してくれたのが、ビニールやプラスチックのバッグ。
「夏ワンピースにかごバッグは”まとまりすぎ”るのも、違和感の原因のひとつ。意表をつくようなポップで遊び心のあるバッグを合わせてみるのもいいかもしれません。たとえばビニール素材やプラスチックのバッグ。”ツヤ感”があるし、透け感があるので涼しげです。子供のおもちゃのようなビーズバッグは小ぶりなショルダーならアクセサリー感覚で。ビニール素材のトートバッグは、大きなかごバッグのかわりにぜひ。ちなみにどちらも素材が水に強いので、ビーチやプールなど水際に行くときにもおすすめです」
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