麻雀や安眠ストレッチ、毎日の晩酌……楽しみながら、無理なく健康な生活を。


山田:50年のブランクがありながら優勝! とても励みになるお話です。

大崎:これからも、まだまだ続けますよ。脳トレになりますし、楽しいですからね。やっぱり、楽しくないと続かないですね、何事も。

編集:大崎さんは麻雀だけでなく、好きなアイドルの動画を楽しむなど「推し活」をされたり、すごくアクティブに色々なことを楽しまれていますよね。安眠のため、寝る前にオリジナルのストレッチをされていたり……。 

大崎:そうですね。ストレッチはあまりやると逆に眠れなくなるから、軽く体を動かしたり、かかと落としをしたり。それで寝るようにしています。

編集:あとは大崎さん、お洋服もとってもおしゃれですよね。衣装アドバイザーのお仕事をされていたとか。

写真:林ひろし

大崎:70歳まで、結婚式場で衣装アドバイザーの仕事をしていました。今もおしゃれが好きですし、毎日メイクもしています。家にこもっているわけじゃないから、ある程度は綺麗にしておかないと、まわりの人に悪いですよね。

 

山田:何かをはじめても途中で挫折してしまったり飽きてしまったりする方が多いなか、大崎さんは何年も様々なことを継続していらして、本当に尊敬します。

編集:本当ですよね! 大崎さん、昔から、何かを継続することは得意だったのでしょうか?

大崎:そうですねぇ。楽しかったり、「自分に合うな」と思ったことは、大体3年は続けます。だけど、つまらないと思ったら、スッパリやめちゃいますね。あとは、お金がかかりすぎるものも、ストレスになるのでスパッとやめます。たとえばゴルフも好きですけど、私にとってはお金がかかりすぎてしまうんです。

山田:ご自身の興味・関心や、経済状況に合ったものを無理なく選ばれているのですね。そのバランスが本当に素晴らしいです。

大崎:ありがとうございます。70代では、胃がんも経験しました。それまで毎晩晩酌をしていたので、普通だったら病気になってお酒をやめる方が多いと思うのですが、私は治療中に「もう一回お酒を飲めるような体になってみせる!」と決意したんですよ(笑)。

写真:林ひろし

山田:「もう一度お酒を飲めるような体になる」という強い意志が、ウォーキングや太極拳など、健康な習慣を続けるモチベーションになったのかもしれないですね。

編集:しかも、大崎さんはご病気を経験された後にTwitterを始められていますもんね。今や20万人を超えるフォロワーさんがいらして、大変な人気です。どのようなきっかけで、Twitterを始められたのですか?