たとえ師匠と意見が違っても、時には自分を貫くことも必要
大江:自分のためならあそこまでいかないんですよ。本当は海鮮丼を手で食べたりしないですよ(笑)。普通いくら言われてもそこまで体を張らないです。でもやっぱり意味があるはずなんです、そこには。放送されたのが去年ですから、もう来年は歌手デビュー15周年だなと。自分が切り替わる、一皮むける時期なのかなと思いまして。怒られましたよ、周りには。あんなことしちゃ、お前のキャラが崩れるよと言われました。僕をお前っていうのはひとりしかいないんですけどね。神様のことなんです。「先生、確かにそうなんですけど、今はこれをやった方がいいんだって思うんです」、そんな風に自分の中で北島先生との戦いも始まるわけです。時には戦いもしないといけない。
──神様のような北島先生にも進言するんですね。
大江:心の中で、です。心の中で、「先生はこうおっしゃっているけど、自分はこうなんだ」、という頑固な自分もいるわけです。最近思うんですけど、言われたとおりにやっているだけでは、自立していけないんです。だから、そうやって自分でも考えて行動するようになって、北島先生もいろいろ考えたんじゃないですか。あ、いろんなことをもう自分でやるようになってきたな。もう安心できるぐらいになってきたんじゃないかなと。
──デビュー15周年にしてファンクラブ『大江ん大将』も立ち上げられるそうですね。
大江:北島ファミリーのファンクラブはあったんですけど、僕自身のファンクラブって今までなかったんです。今までファンの方はどうやって情報を追いかけて来てくださったのかと思います。ファンクラブを通して、より触れ合って、縁を深めていきたいです。ファンクラブじゃなくて、ファミリーだと思うんです。ファミリークラブですね。だからひとりをひいきするわけでもないですし、誰かが後援会長でもないです。そういうのを作らない。ひとりひとりが、大将なんですということで、『大江ん大将』という名前にしました。
──今後の活動で、挑戦していきたいことはありますか。
大江:今はYouTubeのお仕事がとても盛り上がってきていますよね。時代が変わってきました。先輩方にも呼んでいただいてますし、意外な方からも声をかけていただいてます。大先輩とご一緒した動画が今後公開されるので、観ていただきたいなと思います。先輩との対談ってあんまりないんです。お声掛けいただいて、幸せだなと思いますね。新たな挑戦として、これからYouTubeの企画にも参加させていただきたいですね。
2009年2月に 「のろま大将」 で日本クラウンからデビューいたしました、大江裕!!
デビュー以来、全国の皆様には温かいご支援とご声援を頂きまして、感謝申し上げます。
『大江ん大将』 は大江裕が、皆様の力強い応援・支援により、大きな歌い手となるよう、皆様と共に盛り上げていく楽しい会です。
ご入会の特典も多数ございますので、皆様のご入会を心よりお待ちしております。
問い合わせ先:株式会社クラウンミュージック アーティスト事業部
〒141-0001
東京都品川区北品川六丁目5番27号御殿山ビル3階
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受付時間11:00~18:00 土日祝日休み
取材・文/ヒオカ
撮影/日下部真紀
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