正しくわかり合うためにも、自分の意見を正直に伝える


先日、「ちょっとこれは違うのでは?」と納得できないできごとがありました。今後の関係もあるから言わずに穏便に済ませようか……と思ったものの、言わずに後悔した過去の経験から、心を強くもち、思いきって、そして素直に、自分の意見を伝えてみることに。すると、相手はこちらの考えを一切理解していない、むしろ違うふうに受け取っていることがわかりました。

そんな誤解を生まないためにも、日本にいたときと同じ性格では、海外で生き抜いていくのはとても厳しいことだと実感した次第です。たくましく、力強く、生きていかなくてはなりません。
 

新しい土地で新たにできた友人にも救われた

【海外移住トラブル】「遠慮して意見を飲み込む」日本人的性格では生きていけない過酷な現実_img0
 

とはいえ、こちらの意見を言ったところで、相手は「自分は悪くない」の一点張り。私はこれ以上言ってもこの相手には無理だと思い、諦めました。

そんなときにこちらで仲良くなった友人に「こんなことがあってさ〜」とメッセージを送ったら、すぐ電話をくれ、私のイライラを受け止め話を聞いてくれました。異国の地では、こんな優しさが一層身に染みましたし、人との繋がりの温かみを改めて深く実感するできごととなりました。
 


画像:Shutterstock
構成・文/高橋香奈子
 

【海外移住トラブル】「遠慮して意見を飲み込む」日本人的性格では生きていけない過酷な現実_img1
 

前回記事「【海外移住1年目の現実】海外生活=キラキラとは程遠い「地味」な毎日。美味しいレストランや観光地にも全然詳しくなっていない!」>>

 
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