

あたたかな日射しと気持ちの良い季節になりましたね。ファッションやメイクを春仕様に変えるのと同時に、香りも新調してみてください。
皆さんから「どんな香りをつければいいのか、わからない」というお悩みをいただきますが、そんなに難しく考えることはありません。香りはインスピレーションです。「いいな」と感じた香りを身にまとうだけでリラックス効果が高まるなんてこともあるのですから。
春の新作は、春らしさを感じられるフレッシュなフローラル系がおすすめです。アニック グタールの新作「ローズ ポンポン」はローズを基調に、スパイシーなピンクペッパーでアクセントをつけた大人の香りです。パッケージも春色のピンク! これはイチ押しですね。

他にもおすすめの香りですが、
・ジミーチュウ「イリシットフラワー」
・ランバン「エクラドゥフルール
・クロエ「ラブストーリーオードトワレ」
・マークジェイコブス「デイジーオードトワレブラッシュエディション」
・ボンド・ナンバーナイン「ハイライン」
・ペンハリガン「ブラステッド ブルーム」
などがあります。
香りをまとうときに気をつけていただきたいのが香りのマナー。最近、「香害」という言葉をよく耳にするようになりました。気づかないうちにまわりの人への配慮が足りていなかった、なんてことにならないように、TPOに合わせて紹介します。
人とお会いするとき
個人差はありますが、香りが肌となじむのにだいたい30分くらいかかるといわれています。
ビジネスやデートなど人と会う30分前につけておけば、まろやかで心地良い香りに変化しているので安心です。
とくに、ビジネスシーンでは、相手の好みも考慮して香りを選ぶのも大人のたしなみ。好みがわからなければ、好感度の高い香り(フローラルフレッシュ系)がおすすめです。
普段の食事や会食のとき
食事のジャンルも考慮して香り選びをしてみてください。
たとえば、
和食:繊細なお料理の香りを消さないように、控えめなグリーンティや柑橘(ゆず)等を
感じられる香り。
・スパイシーな食事:スパイシーな香りはお料理とのバランスも良く、食事シーンの気分を盛り上げます。
食事自体がもつ香りを邪魔しないように、ウエストから下につけるのがおすすめです。
その他、香水をまとう際の注意事項を簡単に説明します。
●一か所ワンプッシュ、2~3か所に。
嗅覚は麻痺しやすい感覚なので、自身がその香りに慣れてしまうと知らず知らずの間に量が増えてしまいがちです。
●スプレーする時は肌から15㎝くらい離して、ミスト状で肌にまとうように
スプレーは勢いよく最後まで押し切ることが大切です。広い面に薄く香りをまとうと、同じ香りでも柔らかく感じられます。
最近では、香水とボディクリームとの併用を提案しているブランドも多くなりました。香りを長続きさせるためにボディクリームで肌を整えてから同じ香りの香水をまとうと、香り自体も長持ちします。食事に行く30分くらい前に香りをリタッチできなかった場合など、ボディローションやクリームを
腕や足になじませると強く香ってしまう心配はありません。
香り選びに迷ったら、パルファム ソムリエールによるコンサルティング(無料、要予約)を是非。お気に入りの香りを見つけてください。
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- 小磯良江さん/ブルーベル・ジャパン パルファム コンサルタント香りの歴史や商品知識にとどまらず、パルファン ソムリエールの育成のほか、一人ひとりに似合う香りを提案する“香りのプロフェッショナル”。エレガントな雰囲気とトークで多数のイベントに出演している。
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