タック入りテーパードデニムには、大人でもOKなミッキーTシャツをトップスインして
続いて、タック入りテーパードの絶妙なシルエットがおしゃれな「upper hights」の「THE ISABEL」です。
「タックが内側に向けて入っているので、バランス良く見せるためにもトップスはインがおすすめです」と、室井さん。タックのデザインはぜひアピールしたいところです。今回、こなれアイテムとしてミッキーマウスのTシャツをセレクトいただきました。
大人になってミッキーのTシャツ? ディズニーランドも何年も行ってないし大丈夫でしょうか?と一瞬思ったのですが、着てみると、シックなデザインだからか、そんなに違和感ありません。ミッキーのメジャー感と、デニムのこなれ感が合わさって、都会人レベルがアップしたようです。このコーデなら代官山も堂々と歩けます。
「upper hights」ブランドは、こなれたデザインに見えて、加工の工程数が多いそうなので、高級感もあり、ミッキーTと合わせても子どもっぽくなりません。半径3mをテリトリーにしてしまう、テーパードのデニムのパワーを体感しました。
ファッションデニムは「年1回」を目安に更新を。時代遅れになっていないか、街中の若者のデニム姿をチェック!
今回、ファッションデニムというジャンルのアイテムを試着いたしましたが、やはり流行とともに移り変わるものなのでしょうか。鮮度はどのくらいの期間か、HAUNTを運営し、「RED CARD TOKYO」「upper hights」の卸売も手がけるゲストリストPRの方に伺ってみました。
「新品で買ったものはできる限りアップデートしていくのが良いと思います」と、PRの高橋寿絵さんはおっしゃいます。
「ビンテージライクのものは長く穿けますが、私たちが取り扱っているファッションデニムは、トレンドに合わせて丈や股上の深さ、ゆるさが変わってくるので、年1回を目安にアップデートするのがおすすめです」
できるだけ長く穿きたい場合は、ビンテージっぽいデザインのものや、オーソドックスなタイプを選ぶのが良さそうです。
また、自分のデニムのデザインが時代遅れになっていないか、たまに街で20代のデニム姿をチェックして確認するのも良いかもしれません。先日、鎌倉の海の家で見かけた20代女子たちのデニムを見たら、やはりお尻部分に余裕があるユルめのデザインが多かったです。ただ、中にはショート丈で切りっぱなし、という若いから穿きこなせるデニムも見かけて、まぶしかったです。海の家のスタッフたちのテンションが格段に高まっていたのも印象的でした。
でも、今回、大人でもデニムの着こなし次第で20代に負けないこなれ感を出せることに気付きました。デニムの機能も年々高まっていて、とくにRED CARD TOKYOは最先端の抗菌防臭加工も施されているそうで驚きです。抗菌防臭素材なら洗濯の頻度も減らせてサスティナブル。臭いを発する服ほど自己肯定感が下がるものはありません。
デニムをトレンドに合わせて頻繁に更新するのはムリかも……と、貧乏性なのでつい消極的になりがちでしたが、デニムの方も年々機能を更新していっているのなら、大人として最新機能を享受したいところ。新しくて最新機能のデニムはきっと運気も高めてくれることでしょう。
(次回、デニムが似合うあのセレブのコーディネートを、なめ子さんと室井さんが再現! 8月27日公開予定です。)
室井由美子さんがセレクト!RED CARD TOKYO & upper hights最旬デニム6選
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骨格ストレート156cmアラフィフ辛酸なめ子、レッドカードとアッパーハイツの最旬デニム6本穿き比べ忖度なしレビュー!>>
スタイリング/室井由美子
写真/目黒智子
ヘア&メイク/榎田茉季(ROI)
構成/露木桃子
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