「ケーキ屋さんでバイトしてました」ストイックすぎる逆破天荒芸人COWCOWの意外な下積み時代

「あたりまえ体操」や「伊勢丹の紙袋」など、キャッチーなギャグを次々生み出すお笑いコンビCOWCOW。中学の同級生同士で結成され、今年30周年を迎えました。10月からは単独ライブツアー「COWCOW 30th LIVE」も行います。新人の頃から数々の賞を受賞しましたが、下積み時代も長かったと言います。今回は「苦い汁しか飲んでない」という下積み時代についてお話を伺いました。（聞き手：ヒオカ）

COWCOW
1993年結成。NSC大阪12期。多田健二と善しからなるお笑いコンビ。ともに大阪府枚方市出身。ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞、上方漫才大賞優秀新人賞などを受賞。「あたりまえ体操」のインドネシア語バージョンをきっかけにインドネシアでも大ブレイク。TIKTOKのフォロワーは120万人。多田健二X（Twitter）：@tadaken0808　Instagram：cowcow_tada　善しX（Twitter）：@cowcow44cow　Instagram：cowcow44　 TIKTOK：cowcowofficial 　YouTube：COWCOW公式チャンネル

──COWCOWさんはすごくストイックだという情報を耳にしました。後輩芸人の佐久間一行さん曰く、夜の9時頃から翌日の昼まで打ち合わせを続けていたこともあったとか。ストイック過ぎて”逆”破天荒だと聞きました。この噂は本当なんでしょうか。

多田健二さん（以下：多田）：さっくん（佐久間一行）と出会ったくらいの若手の時ですね。さっくんは東京にいて僕らが大阪だったので接点がなかったんですけど、2001年にルミネtheよしもとができて、そこで仲良くなったんです。今はもう無理なんですけど、当時ルミネの楽屋はずっと使えたので、そこで打ち合わせができたんですよ。当時追い込まれていたのか、朝を通り越してやっていました。さっくんがそれを見て僕もちゃんとやらないといけないと思ったみたいなことをよう言うてくれるんです。今はもうさっくんが本当に驚くほどのネタ作りとイベントの本数をこなしています。

──COWCOWさんに感化されたんですかね。

多田：さっくんが影響を受けたのは僕らだけじゃないと思うんですけど、僕らを持ち上げてくれてそんなことを言ってくれたみたいですね。

善しさん（以下：善し）：間違ったことを学んでますよね（笑）。そんな長時間やるもんじゃないんですよ。当時もずっと打ち合わせをしていたわけじゃないです。途中仮眠とか取りつつの朝になったんで。そんなに持たないですよ（笑）。

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【写真】たくさんの野菜ジュースとお茶を用意して出迎えてくれたCOWCOWさん
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