主人公・乃木憂助(堺雅人)の“本当の顔”が明かされ、ますます盛り上がりを見せている『VIVANT』(TBS系)。本稿では、実は裏がありそうな主要キャラ・3人をピックアップして、それぞれの怪しいポイントを考察していきたいと思います!

【前回の考察記事】『VIVANT』乃木(堺雅人)の「好物は赤飯」の意味を調べてみたら…1&2話の怪しいポイントをおさらい!>>

 

 

【怪しい度99%】新庄浩太郎(竜星涼)


第5話あたりから、薄々「怪しくない?」と思っていましたが、第6話で確信しました。警視庁公安部で、野崎守(阿部寛)の下で働いている新庄は、“別班”だと思います。


まず、優秀なはずなのに尾行を撒かれまくっているの、おかしくないですか? テロ組織「テント」のモニター・山本巧(迫田孝也)のことは、同じく別班の黒須駿(松坂桃李)に受け渡すために、わざと見逃したのでは……?

また、空港で乃木の尾行をしていた時に、わざと巨大スクリーンの前に立っているのも怪しすぎます。しかも、臨時ニュースが入った瞬間、大勢の目がスクリーンに向かったにも関わらず、新庄は移動をしなかった。それどころか、スマホを片手に持ち、乃木に何かを合図しているようにも見えました。

そして、新庄の姿を見た乃木が、すぐさまスマホを開き、テントの情報が書かれたニュースをチェックしていたのも気になります。このニュースのリンクは、やはり新庄が送ったものなのでしょうか。

野崎が到着する前に太田梨歩(飯沼愛)の家に突入しようとしたのも、乃木のピンチを救うためだったのでは? と思ってしまいます。


そして、いちばん怪しいポイントが、第2話で野崎が“別班”というワードを出した時に、乃木と目を合わせて「やべっ」って顔をしていたこと。リアルタイム視聴をしていた時は、新庄が怪しいわけがないと思っていたのでスルーしていましたが、改めて見ると、“やってるわ、こいつ”と(笑)。

また、個人的には、新庄とともに働く公安の鈴木祥(内野謙太)のこともちょっぴり疑っています。コアすぎるので、「そんなわけないわい!」とツッコまれてしまうかもしれませんが、太田の家に突入した時、鈴木が乃木に会釈をした(ような気がする)んですよね。

ただ、新庄に加えて鈴木まで別班だとするなら、野崎のまわりは嘘をついている人物で固められていることに……。野崎を応援している私としては、「彼を裏切るのは乃木だけにしてくれ〜」と思ってしまいます(涙)。