会社員が公道なら、フリーランスはデンジャラスな獣道
もしフリーランスのほうがいい人がいるとしたら、会社員以上に稼げる人なのかもしれません。フリーランスでもガンガン稼げるなら、固定給の会社員の給料は物足りなく感じるでしょうから。でも、そういう一握りの人以外は、フリーランスだと賞与も昇給もないですし普通に会社員として働いていたほうが収入は多いと思います。
あとは、40代以上になって、管理職になったけどプレーヤーとして働きたいという人。そういう人にとってはフリーランスというのはひとつの選択肢なのかもしれません。
なんとなくという理由だったり、なんか自由そう、みたいな感じであればフリーランスになることはお勧めしません。何でもそうですが失ってから気づくんですよ、会社のありがたみに! 会社に縛られてるなって思うけど、結局、ある程度制約があるほうが実は働きやすかったりするんです。なんでも自分でやるって想像以上にしんどいです。
フリーランスじゃなきゃダメだ、くらいに思うなら、挑戦してみるのもありかもしれません。でも基本的にはデメリットも多く、会社員が公道ならフリーランスはデンジャラスな獣道くらいに思ったほうがいいです。
お金の不安と、何かを生み出し成果を出し続けないといけないプレッシャーで、常に何かに追われている感じがするフリーランスという働き方。楽しめる日が来るといいなと思います。来るのか、そんな日は……。
文/ヒオカ
構成/金澤英恵
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