99歳のおじいちゃんとのふたり暮らし。その実像は?


これからは「人生100年時代」。もし、両親や祖父母が100歳になって同居するとなったら、自分はどんな気持ちでいるのか。介護疲れしているかもしれないし、逆に元気をもらっているかもしれない……おそらく、そんな不安と希望が入り混じった複雑な心境ではないでしょうか?

いずれにしても、超高齢者との同居生活には好奇心を刺激されると思いますが、実際にその様子をYouTubeで配信しているのが、お笑いコンビ・デカダンスの芦名秀介さんが運営する「あしなっすの一週間」というチャンネルです。

本チャンネルでは、芦名さんと99歳のヒロキおじいちゃん(2023年9月7日で100歳!)のほっこりした日常を配信していますが、もちろんおふたりの実生活はそれがすべてではありません。芦名さん自身は、ふたり暮らしを始めた当初はおじいちゃんとはあまりコミュニケーションを取っていなかったり、おじいちゃんが入院して要介護3に認定されたときは性格の変化に戸惑ったりしたこともあるのだとか。さらにおじいちゃんに至っては、かつては現在の穏やかな姿からは想像がつかないくらい厳格な性格だったそうで、青年期には壮絶な戦争も体験されています。

まさに意外なことづくしですが、これこそが人生の滋味。背景を知ったうえでYouTube動画を見れば、感じ方もまた違ってくるでしょう。今回はそんな裏話が満載の芦名さんの著書『僕のおじいちゃんは99歳。毎日がサプライズです』から、おじいちゃんのユーモラスな一面や、おじいちゃんの介護に向き合う芦名さんの気持ちについて語った部分をご紹介します!

 

芦名秀介(あしな しゅうすけ)さん(写真左)
吉本興業所属。2021年、お笑いコンビ「デカダンス」を結成。チャンネル登録者数26万人突破(2023年4月現在)のYouTubeチャンネル「あしなっすの1週間」にて、99歳の祖父との日常を配信。ヒロキおじいちゃんのリアクションがおもしろくてかわいいと話題に。おじいちゃんを喜ばせるためのほっこりとしたドッキリ企画や介護士として働く芸人仲間との実体験に伴う介護トークなどが人気を博している。
YouTube 「あしなっすの1週間」
Instagram @190cm_ashina