「柔らかい」って、体も心も気持ちいい。

猫に学ぶ「柔軟性」の高め方【マインドフル猫】_img1
猫の体の柔らかさがうらやましい!


長い時間、同じ姿勢で過ごした後、体のいろいろなところが凝り固まってしまうことはありませんか? 首や肩を回してみたり、前屈をしてみたりしても体が硬くてしっかりほぐせていない気がすると、「やーめたっ!」と、挫折したい気持ちが芽生えてきがちです。凝りを引きずったままなのは、ツラいですよね。

そんなとき、猫のしなやかさを目の当たりにすると、「体が柔らかくて、気持ちよさそう」と、羨ましくなってしまいます。

この猫の柔軟性の高さは、ヒトよりも多い骨の数、靭帯や関節の柔らかさなどによるものなのだそう。骨格的にそれぞれ違いはあるものの、ヒトが体を柔らかくするために、猫から真似できることもあるんです。

それが、“毎日のストレッチ”。猫の生活を観察すると、目覚めの伸びから始まり、遊びや食事の前後など、事あるごとにストレッチをしているのがわかります。ストレッチは、とにかく継続が大事で、ヒトの場合、背中、腰、股関節など1つのパーツにつき90秒以上時間をかけて、丁寧に伸ばすことが重要なポイントです。すると、数ヵ月後には、柔軟性に変化が現われ始めると言われています。

ストレッチによって筋肉の緊張がほぐれると、凝りや痛み、冷えが改善するほか、気分も解放的になれてリラックス感が高まるなど、体と心にとって嬉しいことがたくさん! 実は猫もそれを知っていて、ダラダラしていると見せかけて、心身のメンテナンスをしているのかもしれませんね。

今日も猫にならって、マインドフルな1日を。

 

マインドフル猫 猫のような「体の柔らかさ」を手に入れるには。
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文/高木沙織
編集/吉川明子

猫に学ぶ「柔軟性」の高め方【マインドフル猫】_img2
 

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