あのニュース、みんなはどう思っている?
毎回、ネットやリアルで話題になっているテーマについて〔ミモレ編集室〕の皆さんに簡単なアンケートを実施し、その回答をまとめていく「ミドル世代の常識・意識を聞いてみた!」今回は、東京・港区の中学校の修学旅行が海外になった件についてです。

東京都港区が、来年度以降に実施する区立の中学3年生を対象とした修学旅行の行き先を、海外にすることを発表しました。「言語の重要性を認識するとともに、異文化を体験して国際理解を深められる」ことを狙いとしていて、来年度の行き先は、国内との時差が小さく治安が安定しているシンガポールです。

区によると、公立全ての中学校の修学旅行を海外で行うのは都内初で、全国的にも珍しいとのこと。
現在の修学旅行は約7万円の自己負担で行き先は京都・奈良ですが、行き先が海外になっても、負担は同額程度に抑え、超過分は区が補填します。生徒1人あたりの区の負担額は、約50万円にのぼるそうです。皆さんはこの件についてどう思いますか?

アンケート実施期間:2023/9/6〜9/13
調査方法:〔ミモレ編集室〕にて
回答者数:71名
写真:shutterstock


Q1 あなたは中学校の修学旅行先に海外を選んだという港区のこの取り組みに賛成・反対?(選択式回答)


・賛成⋯⋯27.5%
・反対⋯⋯33.3%
・どちらでもない・わからない⋯⋯39.2%

 
意見が割れるという結果に。「賛成」が少し少なめで、「どちらでもない・わからない」という回答が一番多かったことに注目です。
 


Q2 港区のこの取り組みは、生徒が「言語の重要性を認識するとともに、異文化を体験して国際理解を深められる」と思いますか?(選択式回答)


・はい⋯⋯37.3%
・いいえ⋯⋯31.4%
・どちらでもない・わからない⋯⋯31.4%

 
こちらも意見がほぼ三等分!「言語の重要性の認識、異文化体験には2泊や3泊では短すぎる」という声もありました。


Q3 生徒1人あたりの区の負担額が約50万円にのぼることに対し、区民目線では賛成・反対?(選択式回答)


・賛成⋯⋯13.7%
・反対⋯⋯64.7%
・どちらでもない・わからない⋯⋯21.6%

 
生徒1人あたりの区の負担額が約50万円は高額すぎる、という声が6割以上。「港区は富裕層が多いというイメージがありますが、必ずしもみんながお金持ちなわけではない」といった声もありました。
 
  • 1
  • 2