いずみんさんからの質問
Q.
会社は私に管理業務を担わせたがっていますが、
私は偉くなんかなりたくないのです……。

42歳の銀行員(一般職)です。私ぐらいの年齢になると、会社は管理職的な責務も担ってほしいようですが、そのためには社内の昇格試験を受けて合格しなければなりません。昨年は「コミュニケーション力が低い」と落とされてしまいました。私は社交的な性格ではないし、仕事で責任が増えるのも嫌なので、給料は上がらなくても今の立場のままでいいのです。それで今年は試験じたい受けなかったのですが、「その年齢になって、もう少し上に行ってもらわないと困る」と嫌味を言われました。でも、誰もが上を目指しているわけではありません。平が適正の人間もいると思うのです。そんな言い分が通用しないのは分かっているのですが、頑張る気力は起きません。どうしたらいいでしょうか? 独身なので仕事はやめられません。

特別ゲスト 平原由紀子さんの回答
A.
今から状況はどんどん変わって来ます。
5年後,10年後を想像して、会社がくれたチャンスを受けとめてください。

昇格試験を突破するのは大変そうですし、お給料が上がらなくても今のままでいい。そう考えたくなりますよね。でも、本当にそれでよいのでしょうか?

たしかに今のままずっといられればいいですが、状況はどんどん変化していくものです。5年後、10年後はどうなっているでしょうか?自分より年下の女性たちがどんどん昇格試験を突破して、自分の上司になるかもしれません。会社の業績が悪くなれば、真っ先にリストラを強いられるかもしれません。何が起こるかわからないのです。

そうなったときに慌てても遅いのです。会社がくれたせっかくのチャンスですから、昇格試験は受けてみてください。
独身で会社を辞められないのですよね。それであれば尚更です。

挑戦することは誰でも怖いものです。管理職は出来ない!と思っていてもやってみれば案外向いている、ということもあるのです。コミュニケーション力も慣れなので、意識して訓練すれば大丈夫です。

男性は、管理職になるのが当たり前、と普通にチャンスを与えられていました。逆に言えば、向いていなくても立ち向かわなければいけなかったわけです。その分プレッシャーと戦ってきたわけですよね。これからは女性もそういう時代が来たということです。

時代の変化に合わせて、いずみんさんも変わっていかなければならない時期にきたのだと思います。42歳、まだまだ可能性があります。ぜひ挑戦してみてください。

いかがですか?
平原由紀子さんの回答、ぜひご参考になさってください。
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PROFILE
  • 平原由紀子(ひらはらゆきこ)兵庫県神戸市出身。一般事務職を経て老舗広告代理店に16年間勤務。その後、電通との共同出資会社である「株式会社ザ・ゴール」を立ち上げ、新しいコンセプトのもと、クライアントのコミュニケーションパートナーとしてクライアントの信頼を得る。2013年にザ・ゴールを退職し、新たにコンサルティング会社「株式会社WITH YU」を設立。また今年2月にクリエーターたちを集めて企画・運営する「United Editors株式会社」を設立。エッセイストとしても活躍中で、シティリビングWeb,大人のためのライフスタイルオンラインメディアByron、東洋経済オンラインなどでコラムを連載中。近著には『仕事ごはん部下ごはん できる人の会食術』(CCCメディアハウス)がある。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る