ではここからは、同じ服でもヘアスタイルによって大きく印象が変わった、キャサリン妃の着回しをご紹介です。

赤のドレスコートの着回し①公務で定番のダウン・ヘアスタイル

キャサリン妃の秋の新しい髪型がかわいい!髪型でイメチェンさせた着回しコーデも紹介_img0

2021年5月7日、ロイヤル・ロンドン病院を訪問。朱赤のドレスコート/エポニーヌ・ロンドン バッグ/デメリエー 靴/ラルフ・ローレン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

この時のキャサリン妃のヘアスタイルこそ、定番と言える、最も公務時に見られるダウンスタイルのヘアです。

やや左寄りの分け目で、お顔周りはボリュームを抑えめに、顎から下にウェーブやカールなどとボリュームを持たせるスタイル。長さがどうであれ、華やかさが出る上、洋服も選ばないので、今も昔もキャサリン妃の鉄板ヘアスタイルと言えます。

では、同じコートを翌年にはこうアレンジされての、着回しです。

 

赤のドレスコートの着回し②お子様を連れての公務時には、軽快なポニーテールに

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2022年6月4日、プラチナジュビリーウィーク中、ウェールズのカーディフを訪問。ピアス/スペルズ・オブ・ラブ バッグ/デメリエー 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

今度はポニーテールでイメージを変えられたキャサリン妃。
先ほどのダウンスタイルが基本のダウンスタイルなら、ポニーテールも同じく定番と言えるスタイルですが、結ぶ位置をかなり上に持ってくるのがプリンセス流。これが、40代に突入された今でもまだ健在で、お似合いというのが素晴らしいですね。

お子様達を同行させる時や、風が強い日のお仕事、また動きがある日のファッションに、ポニーテールは、簡単かつ、イメージを変えてくれるので便利です。

フレアドレスの着回し①結婚初年度。ボリューム少なめのナチュラル・ヘア

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2011年7月9日、米国を公式訪問中、LAで行われた英国アカデミー賞のイベントに出席。ドレス/アレキサンダー・マックイーン クラッチ/ジミー チュウ 写真:ロイター/アフロ

こちらは懐かしい、キャサリン妃がご結婚された年のお姿です。米国で初のレッドカーペットということで上品&華やかなドレスをお召しになっていますが、今と比べると、驚くほどに髪が全然違いますよね。

髪の質やボリューム、艶など、正直さほど無いように見受けられ……同時に、現在のキャサリン妃の髪が、いかに手入れをされた結果であるかを実感します。むしろドレスよりも、髪が重要!

こちらのアフター画像を見れば、よりそれを感じさせられます。

フレアドレスの着回し②縦巻きカールで、40代にピッタリなレトロ&クラシックなスタイル

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2021年10月17日、ロンドンで開催された、「アースショット賞」 第1回授賞式に出席。イヤリング/キキ・マクドノー 写真:REX/アフロ

10年後のキャサリン妃がこちらです。ドレスは同じでも、ヘアスタイルの影響で、こんなに印象が変わるんです。髪のクオリティはもちろんですが、サイドから美しいひたいに沿って流した前髪に、片側にまとめた縦巻きカールがなんともクラシックで優美なこと。

ドレスがシンプルなデザインで、年齢関係なく今後も着回せるだけに、ヘアの力が重要に。アラサー時代のキャサリン妃はナチュラルな印象ですが、アラフォーの今、落ち着きや品格が感じられるヘアスタイルへと移行されています。

こう見ると、お手入れをすれば、歳を重ねても衰えるどころか、より美しくなれるということをキャサリン妃が教えてくれているようです。