キャサリン妃の最新ファッションに、またまた異変あり! ここ最近、もっぱらパンツの比重が高くなっているキャサリン妃ですが、その着こなし方は、ジャケットに合わせたり、ボウタイやシルクのブラウスなどキレイめブラウスと合わせるのがお決まりでした。

しかし先週末に登場したキャサリン妃は、これまでにない新鮮なパンツコーデを披露されたんです。しかもベーシックアイテムの、ニュートラルカラー! まさに私達が好きな、そして参考にしやすいリアルクローズです。

さて、どんなコーデでしょう? こんな新しいキャサリン妃のコーデ、好きですか?
 

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新鮮! ニュートラル・カラーの単品パンツ・コーデはアリ? ナシ?

2023年10月4日、ウクライナ避難民の支援団体を訪問。 ニットベスト/セフィン グレーのパンツ/SEZANE 靴/J .クルー 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

こちらが先週のキャサリン妃です。
白のシャツにグレーのニットベスト、同系色のグレーのパンツといった、かつてない単品コーデでご登場。ベーシックな白シャツも初めてなら、その上にベストを着用されるのも初めて。ニットに繋げてパンツもグレー、昨今の定番であるワイドパンツをあわせて、シックなスマートカジュアルの完成です。

これまではパンツがベーシックなダークカラーでも、トップスは鮮やかな色を合わされることが多かったところ、今回はニュートラルカラーでのコーデ! これも新チャレンジですね。

ぱっと見の初見で、これまた少々の疑問が湧いたのが、ニットベストを軸にしたこのコーデがアリかナシか……。というのも、本来このニットはカジュアルなニュアンスのデザインですが、キャサリン妃はそれをトラッドのように正統派な着こなしをされていたから。

ニットはコンパクトサイズで、ボトムはハイウエストにストレートなシルエットと、全身で見ればキャサリン妃の恒例、鉄板の脚長バランスです。

では、上半身の着こなし方を、寄りで見てみましょう。ニットベストとシャツの着こなし方は?
 

新鮮! ニュートラル・カラーの単品パンツ・コーデはアリ? ナシ?

ピアス/シャイラ・ロンドン ニットベスト/セフィン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

元はスタンドカラーのニットベストの衿を折って、シャツの衿を出されているキャサリン妃。シャツの袖口は長さがあり、推測するに、カフスをするかまたはダブルに折ることもできそうなほどに、メンズっぽいニュアンスのあるものです。このチョイスも意外で、キャサリン妃が選ばれたとは思えないほどですが、それぞれをキチンと着るのが、やはりロイヤル流といえるのでしょう。

キャサリン妃はジャストサイズのニットベストを選ばれていますが、オーバーサイズで選ぶのもあり。むしろトレンド感はアップ。またインナーも、カットソーなどラフなものも勿論マッチします。

むしろ、リラックス感のあるトレンドアイテムをも、伝統的トラッドスタイルに変えられたキャサリン妃というのが正解でしょう。きっちり着こなすことで、公務に相応しいコーデにもなっています。

というわけで、今回の私判定はNGではないが、称賛でもない? というところ……。個人的には、ニットからの無理やりの衿出しと、長い袖口が気になってしまい、いっそもっとプレーンで細身のシャツでよかったように思います。とはいえ、これでも成立しなくもないという、なんとも微妙でニュートラルな結論に至りました。

それはもしや、この方の存在があるからかも?