更年期を過剰に恐れず、知って備えることが大切
更年期に起こるかもしれないことを知り、怖いと感じたり、落ち込んでしまった人もいるかもしれません。
しかし、これはすべての女性が通る時期です。
まずは、更年期について積極的に知識を持ち、今から備えられることに取り組む、積極的なセルフマネジメントが必要です。
まずは、自分の現在地を知ること。40歳を過ぎたら身体のチェックをして、血圧や骨密度も確認しましょう。不調が増える可能性が高いので信頼できるかかりつけ医を探しておくこともよいでしょう。
そして、更年期の備えとして、どの先生も口を揃えて言うのが、「バランスのいい食事・運動習慣・睡眠がしっかりとれるライフスタイルの確立」が大切だということ。地味なように聞こえますが、日常生活の立て直しなくして健康はなし! なのです。
更年期のあとの人生も長く続きます。
更年期を「体調が悪くなっても仕方ない」と片付けず、自分の身体と向き合って積極的にマネジメントしていくことが、更年期後の生活の質にもつながっていくのです。
※この記事は、2023年2月より掲載の連載「知って備えたい閉経のこと」を再編集したものです。
構成/宮島麻衣
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