「絶対にシッキンを辞めたらダメだよ！」【s**t kingz】前人未到の武道館ライブに至った胸中とこれまで

“エモい”ライブになる予感がしています

——もともとダンス業界ではカリスマだったs**t kingzの名前が世間に知れ渡るようになったのは、「BODY ROCK」以降に三浦大知さんやBIGBANGなどのK-POPスターと共演することが増えた影響も大きいですか？

kazuki：そうですね。大知がいろんな場面で僕らの名前を出してくれたから、最初の単独公演から多様なお客さんが集まってくれた部分もあると思います。

Oguri：やっぱり好きなアーティストの振付師としてシッキンに興味を持ってくださる人は多くて、ライブの客席には意外とダンサーじゃない人が多いです。

——改めて武道館ライブの見所を教えてください。

kazuki：もちろんバキバキに踊るパートもあれば、セクシーなパフォーマンスもあるし、一緒に笑えるような場面もあると思いますし、s**t kingzの武器である“振り幅”を全部盛りでお届けします。ソロパフォーマンスで披露する楽曲・ダンスは武道館ライブで披露することだけを考えて作ったので、自分のすべてを出し切るつもりで挑みます。

NOPPO：kazukiの意気込みを聞いたら何となく伝わると思うのですが、全体的に“エモい”ライブになる予感がしています。ノリノリの楽曲の激しいパフォーマンスでも、なんだか泣けてくるような……。とにかく「見どころは全部」だと言えるくらい強い感情を乗せてパフォーマンスしたいですね。

shoji：実際にリハーサルの段階で踊りながら15年間のいろんな出来事がフラッシュバックして、泣きそうになってしまう瞬間が多々あるんですよ。ダンサーが単独で武道館ライブをやれることが感動的なので、本番が待ち遠しいですし、特別な時間が終わってほしくないから本番を迎えたくない気持ちもあって。

——s**t kingzというグループ名には「お客さんが失禁するぐらいすごいショーをしたい」という大志が込められているので、ライブ初参戦の人はオムツを持参するべきですよね（笑）。他に必要な持ち物はありますか？

Oguri：今年は全国ツアーの「踊ピポ」もやらせてもらったのですが、やっぱり僕たちはダンスを通じてお客さんに元気になってもらうことが嬉しいんですよ。次の日から前向きに過ごせるようなエネルギーを、シッキンのパフォーマンスから受け取ってもらえたら最高です。だから、強いて言うなら持ち物は各々の“野望”ですかね（笑）。夢や目標を持ってきていただき、それに費やすパッションを充電してもらいたいと思います。

shoji：実際、僕たちはめちゃくちゃ元気なので、会場の隅々まで元気を伝染させる自信はありますね。一緒に踊って騒ぎたい人は汗ダクになってしまうと思うので、公式グッズのTシャツやタオルを買っていただくと安心ですよ（笑）。もちろん踊ることを想定しないドレッシーな服装でも大丈夫ですし、皆さんの勝負服で来てください。

NOPPO：テンションが上がったら全裸になっていただいても！

shoji：さすがにそれはダメです！

インタビュー後編は10月28日公開予定です。