40~50代のミドル女性が抱える悩みやリアルな本音を探る『ミドルエイジのほんとの本音』。

今回のテーマは「今欲しい一生ものジュエリー」についてです。人生で様々な経験を積み、内面の熟成を目指す40~50代のミドル女性が今心から身につけたいと願うジュエリーにはどんなものがあるのでしょうか。石や貴金属、デザインについて、憧れのブランド、購入するタイミング、ジュエリーに込める想いなど「一生ものジュエリー」についての本音を、女性メディアmi-molletの読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕メンバーが探りました。

ヒロカさん
憧れのブランドはTASAKI。40歳の誕生日にパールのイヤリング購入を検討しつつも決断できず早数年。自分らしい一生ものジュエリーを模索中です。


※『ミドルエイジのほんとの本音』は会員数10万人の女性メディアmi-molletの読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕から発信する連載です。今回はメンバーのヒロカが担当しました。

 

今あなたが欲しいジュエリーは何ですか?


40代~50代のミドル女性は今どんなジュエリーが欲しいと考えているのでしょうか。

本音その1
「誕生石を使ったネックレス」
「大ぶりなパールのネックレス」
「自分や家族の名前、イニシャルをモチーフとしたネックレス」
「ゴールドのバングル」

誕生石を使ったジュエリーやパールのジュエリーが欲しいという意見が多くありました。名前の頭文字のひらがなをモチーフにしたネックレスが欲しいという新鮮な声も。ゴールドのジュエリーは金の価格の高騰もあり、投資として購入したいという意見もありました。

本音その2
「MIKIMOTO、TASAKIのパールジュエリー」
「Pomellatoのカラーストーンジュエリー」
「BOUCHERONのキャトルコレクション」
「Van Cleef & Arpelsのアルハンブラコレクション、ゾディアックコレクション」

指定のブランド商品が欲しいという本音もたくさん寄せられました。一生ものとして長く使うことを想定し、メンテナンスをしっかりできる信頼の厚いブランドを選んでいる印象です。

本音その3 
「オーダーメイドで一からジュエリーを作りたいです」
「今は使わなくなってしまったジュエリーをオーダーメイドで生まれ変わらせたいです」

既製品ではなくオーダーメイドでジュエリーを作りたいという声も。クローゼットを整理するように、ライフスタイルに合わせてジュエリーをコーディネートしたいという意見に多くの賛同がありました。

ジュエリーを購入するタイミングはいつ?


ジュエリーを迎えるタイミングについても様々な本音が寄せられました。

本音その1 
「ジュエリーは誕生日や家族の記念日に購入したいです」
「今挑戦している目標を達成したときに購入したいです」

自分の誕生日や家族の記念、目標達成のご褒美など、人生の節目に購入したいという声が多くありました。思い出や願いを込めたジュエリーにはより一層の愛着を感じるのではないでしょうか。

本音その2 
「欲しいと思ったジュエリーはほぼ一目惚れ。予算と折り合いをつけて長い時間考えます。その間に他に惹かれるものがでてきて気が変わることもありますが、それもご縁だと思って無理に行動はせずチャンスを待ちます」

予算を調整しながらじっくりと購入時期を見定める方もいました。「購入したい!」と思うジュエリーとの出会いから自分の元へ迎えられるかどうか悩む時間も含め、一生ものジュエリーとの物語が始まっているように感じます。

本音その3 
「昨今価格改定のスピードが速いので、欲しいと思ったタイミングで手にいれます」

価格改定が頻繁に行われる昨今では「今日が一番安い日!」という名言も飛び出しました。実際に価格改定前に欲しかったジュエリーを購入した方も。

既に一生ものとして身につけているジュエリーはどんな物? ジュエリーに込められた想い

 

欲しいジュエリーはありつつも、既に一生ものを持っているという方もいました。世代間で受け継がれるもの、記念日など節目ごとに購入したもの、自身の願いが込められたものなど、ジュエリーを人生の「証」として持っているということが分かります。

本音その1 
「両親から贈られたエメラルド(誕生石)のネックレスです」
「祖母から譲り受けたリングを毎年自分の誕生日にオーダーメイドでリフォームしています」

特に多かったのが、家族から譲り受けたジュエリーを長年大切につけているという声。祖母から譲り受けたリングを毎年自分の誕生日にリフォームしている声も印象的でした。

本音その2 
「娘の出産記念にベビーリングを作りました。生後100日に測った娘の人指し指の直径がリングの直径になっています。今は自分が身につけて娘が成人したらお祝いで譲る予定です」
「結婚したとき、結婚10年目のときに同じお店でオーダーリングを作りました。10年目のリングは内側に10yearsと子供たちの名前を刻印しました」

結婚、出産など人生の祝い事のタイミングでジュエリーを購入する、オーダーメイドで作るという声も中にはありました。忙しい日々の中でふとそのジュエリーに目がとまったとき幸せな気持ちが蘇る、家族の大切さを実感できる、そんなジュエリーが一生ものと変化していくのではないでしょうか。

本音その3 
「父が亡くなったときに一つの区切りとしてカルティエのジュストアンクルのリングを購入しました」
「亡くなった祖父から貰ったパールネックレスを、人前で話すことが得意だった祖父にあやかって大事なプレゼンテーションや面接のときに身につけています」

大切な人の死、という人生で避けて通ることのできない場面。迎えた現実の節目にジュエリーを購入した方がいました。また、亡くなったご家族から貰ったジュエリーを故人に想いを馳せて身につけてパワーを感じられるのも、ジュエリーが持つ力強さあってのことかもしれません。

本音その4 
「フリーランスの仕事の成功を願って、FREDのサクセスリングを購入しました」
「仕事の都合で勤務地が変わったタイミングでMIKIMOTOのパールネックレスとティファニーのボーンカフを購入しました」

仕事にまつわるきっかけでジュエリーを購入した経験がある方。成功を願う気持ちを込めてラッキーアイテムとし、転勤で環境が変わった自分に寄り添い励ましてくれるお守りのような存在になっていることが読みとれます。働く女性にとってジュエリーの購入がモチベーション向上に繋がっている方も多いのではないでしょうか。

 
 
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