40〜50代のミドル女性が抱える悩みやリアルな本音を探る『ミドルエイジのほんとの本音』。

今回のテーマは「ミドルエイジの心と体の不調問題」についてです。40~50代になると、身体機能の衰えや女性ホルモンの変化などで避けて通れないのが「心と体の不調」。年齢を重ねるごとに深刻になっていくこのお悩み、忙しい毎日の中で皆さんがどのような対策をしているのかを探りました。

※『ミドルエイジのほんとの本音』は会員数10万人の女性メディアmi-molletの読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕から発信する連載です。今回はメンバーのNaoが担当します。

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Naoさん
都内在住の会社員。高齢出産で、小学3年生男児の母。夫の単身赴任によりワンオペ育児に奮闘中。メンタルヘルスに関する資格を取得後、心身を健やかに保つ方法をいろいろ研究しています。

 

 

ストレスフルな毎日の中で、メンタルを守る! 心の不調対策は?


仕事、家事、育児、介護……ミドル女性を取り巻く日常はストレスだらけ。皆さんどのようなことに悩み、どのようなセルフケアを取り入れているのでしょうか。

本音その1
パワハラと長時間労働で心を病みかけました。そのとき私がとった自己防衛策は、日帰りでランチ&町歩き。場所を変えると頭も切り替わるのがよかったです

心の不調対策には「切り替え」を意識した、という声が多く寄せられました。お気に入りのカフェでお茶を飲んだり、散歩、旅行など、「場所を変えて好きなことをする」という人が多数いました。
 

本音その2
子育て中ですが、自分の時間がほしい! という悩みに苦しみました。その頃、パワータイムという言葉に出会い、私もパワータイムを意識的に持とうと決めました

「パワータイム」とは「これをしていると自分の気持ちがアガる」という時間のこと。
「好きなものを食べる」「ショッピング」「音楽を聞く」「韓流ドラマを見る」「友達に会う」「花を買う」「アロマオイルの香りで落ち着かせる」など、自分に合った方法を見つけるのがパワーにつながるようです。
 

本音その3 
子育てと仕事+αのイベント行事でルーティンはほぼ分刻みで進んでいきます。予想以上に疲れが蓄積する自覚があるので、そのリセットとして毎週末に必ず予定がない日を作って『時間に追われない日』にしています

あえて予定を入れず、空白時間をつくってストレスをリセットするという人も多数いました。「何もしない」ことで疲れた心のパワーを回復するというのも、一つの方法のようです。

【40~50代女性に聞いた!】更年期からくる心と体の不調、上手く乗り越えるためには? みんなの対策を教えて!_img0


更年期症状に苦しむ人が多数! 体の不調対策はどうしてる?


45~54歳のミドル女性の9割が更年期症状に悩んでいるというデータもあります。(出典:「現代女性の更年期症状の実態調査」NPO法人ちぇぶら)つらい体の不調はどのようなケアで毎日を乗り切っているのでしょうか。

本音その1 
5年くらい前に体の不調で受診したときに婦人科系疾患の発見がありました。以来、この婦人科に通い続けているのですが、その時々の悩みも相談できたりで助かっています

信頼できるかかりつけの婦人科をもつ、という意見も。「定期的に通うことで、症状が悪化する前に手を打つ」という傾向が見られました。最近は、体の症状だけではなく心の悩みも相談できる婦人科が増えているようです。
 

本音その2 
更年期による体調不良が深刻になってきたので、スクワットなどの軽い筋トレとストレッチをしています。腰痛が緩和され、くしゃみの時の不安(尿もれ)がなくなりました! 効果があると、続けるモチベーションになります。あとはサプリ。手指のこわばり対策にエクエルと、胃炎予防のエビオスは欠かせません

運動とサプリは、更年期対策の鉄板に。ミドルエイジ特有の不調として、挙がったの「更年期が原因の手指のこわばり」は、サプリのほかにプラセンタ注射で症状が改善されたという声もありました。
 

本音その3 
7年ほど前から生理の量や間隔が狂ってきました。今年に入ってようやく信頼できる医師に出会いました。今は定期的に子宮の様子を観察しながらホルモン補充をしています

女性ホルモン減少による婦人科系の症状には、ホルモン補充療法がひとつの選択肢になっている様子がうかがえました。自分の力でどうにもならない時は上手にプロの手を借りて症状をやわらげるということも心得ているようです。

 
 
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