POINT 1 
眉頭は立ち上げ、眉尻は長くしない

眉頭の毛がある人は、スクリューブラシに透明ワックスを取り、しっかり毛を立ち上げて、固定します。一方、眉頭が立ち上がるほど毛がない人も、スクリューブラシでできる限り毛を立ち上げると同時に、色つきワックスで1本ずつ眉頭の毛を描き足していき、フサフサに見えるようにします。
ただしすでに眉頭の毛がある人でも、寄り目を気にしていない限り、眉頭を1、2本足して顔のパーツをやや中央に寄せてあげるようにメイクすると、より素敵に見えるんです。

その後、眉頭を基準に眉山下で太さのバランスをとり、あとは自然に眉尻まで形をつないでいきます。眉尻の終わりは「小鼻の脇から黒目の外側をつないだ線上」あたりがオススメです。

【40歳からの眉の新常識】眉毛だけ時代に置いてけぼりになっていませんか。大人のアカ抜け眉に必要なのは、「ツヤ感」と「眉頭の立ち上がり」でした!_img0
 


 POINT 2 
全体の形を決める際、眉骨や毛の生え方を無視しない

眉の形はみんなにとってベストな唯一の形があるわけではありません。一人ひとりの眉骨やもともとの毛の生え方を無視した形はどうしても不自然になってしまうので、特に眉山は、それぞれの眉骨や毛の生え方に沿った位置に決めるのが◎。眉頭も基本的には、うぶ毛が生えているあたりからスタートします。
 

 POINT 3 
眉全体を塗りつぶさない

眉頭だけでなく、眉尻など全体の形を作る上で毛が足りない部分や、眉の中で穴が空いたように毛がない部分にも1本ずつ擬似の毛を描き足していきます。そのようにして眉を作ると、美しい立体感が生まれます。逆に、パウダーで眉の中を全て均一に塗りつぶしてしまうと、眉がベタッと顔に張りついたような印象になり、そこだけ浮いてしまうんです。

【40歳からの眉の新常識】眉毛だけ時代に置いてけぼりになっていませんか。大人のアカ抜け眉に必要なのは、「ツヤ感」と「眉頭の立ち上がり」でした!_img1
 


以上が、どんな眉にも共通する、生き生きした眉作りのポイントでした。
次回からは、眉のタイプも雰囲気も異なる素敵な女性3名にご登場いただき、実際に、その人の眉の形や、雰囲気を生かした眉の描き方について詳しくご紹介していきます!

 


第2回「40代以降が似合う大人眉を松本千登世さんが体験! 眉頭の太さから眉尻のバランスを考えた、上品さを際立てる眉メイク」>>

第3回「ほぼ地毛のまま、少し補整するだけでこんなにお洒落!まゆ毛の太さと濃さを生かした「抜け感眉」の作り方【40代の眉の新常識】」>>

<配信予定日>
第4回配信・・・12月17日(日)配信予定
 


 COLUMN 
水野未和子さんが作った
理想のアイブロウブラシをチェック!

【40歳からの眉の新常識】眉毛だけ時代に置いてけぼりになっていませんか。大人のアカ抜け眉に必要なのは、「ツヤ感」と「眉頭の立ち上がり」でした!_img2
 

記事中でもご紹介しているアイブロウブラシ「define brush(ディファインブラシ)」は、メイクアップアーティストの水野未和子さんが、いままでたくさんの人から聞いてきた「眉をうまく描けない」という悩みを解消し、プロが作ったような眉を簡単に描けるようにと開発したもの。

通常のブラシと異なり、穂先の手前から角度がついているので、ハンドルや自分の手でメイク中の眉が隠れることがありません。また、筆毛のコシや長さにもこだわることで、1本1本、繊細なラインを描けるようになっています。

ブラシは12月5日(火)より先行発売スタート。詳しくはこちらをチェックしてください。


メイク/水野未和子[3rd]
イラスト/chico
取材・文/中田絢子
編集/國見 香