冬野菜がおいしい季節になりましたが、残念ながら今年は長い夏のせいで、野菜の値段が高騰気味。
貴重な野菜を、あますところなく使い切りたい! とはいえ、「残り野菜」の使い方はいつもワンパターンになりがち。
今回、料理家・栗原はるみさんが教えてくれたのは、残り野菜を楽しく活用する方法。ぜひ参考にしてみてください。

野菜嫌いでも食べられる!料理家・栗原はるみの「残り野菜の活用レシピ」がすごい_img0


野菜が高い! 無駄にはできない


食材、光熱費など、生活に関わるさまざまな価格が上昇傾向にある今、なんとか賢く節約をしたいもの。
ここはやっぱり、食費にかけるコストを抑えるのが手っ取り早いということで、この冬はなるべく外食を避け、家で料理をしようと思っています。

ところが先日、近所の激安をうたうスーパーへ行ったら、3本入りのきゅうりが600円。特にブランド野菜でもないのにこの値段……腰が砕けそうになりました。
きゅうりは旬が終わる野菜なので仕方ないとしても、なかなかのインパクトです。

では冬野菜はと見回してみると、う〜む、白菜もキャベツも、いつもより値が張ります。
外葉を捨てる箱が置いてありますが、みんなもったいないと思っているのか、ほぼ空っぽでした。
とはいえ冷凍野菜にも手が伸びず、やむなくいくつか野菜を購入して帰り、「上手に使い切るぞ!」と心に決めました。

 


さほどおいしくない「残り野菜炒め」から卒業したい


みなさんは、「残り野菜」をどのように使っていますか?
私は正直、うまく使いこなすことができなくて、干からびさせた末に、捨ててしまうこともしばしば。
せいぜいハムやベーコンを加えた「残り野菜炒め」か、焼きそばくらいしか作らなかったのですが、これが家族からは不評極まりないので、自分だけの昼ごはんにしていました。
このやっつけ感、なんとかならないものかと思いながら。

12月2日発売のパーソナルマガジン『栗原はるみ』最新号は、「野菜料理」の特集です。
この中で栗原さんが教えてくれた、目から鱗の「残り野菜活用法」は、“ミックスベジタブル”にすることでした。

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少しずつ残った野菜を、小さめに切りそろえておく。
それだけの簡単な作業なのですが、これがかなり使えるのです。ピクルスなどの漬物、麺やご飯もの、スープ、パスタソース、天ぷら……。
野菜の種類にルールはなく、とにかくそのときにあまっているもので作るミックスベジタブルは、思いがけない味の組み合わせも見つかり、新鮮な驚きがあります。


「野菜は切り方で味が変わる」を実感


栗原さんはいつも、「野菜は切り方で味が変わる」と言います。
そして、切り方がとにかくていねい。ミックスベジタブルも用途に合わせて大小の切り方を見せてくれましたが、本当に美しい。
残り野菜が、どんどん特別な料理に変わっていくから不思議です。

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このアイデアに触発されて、私も自宅の野菜室で眠っていた野菜を切り刻みました。
頭を空っぽにして野菜を切っていく時間は、まさにマインドフルネス。気分がすっきりする上に、おいしいものができるのですから、一石二鳥です。
いつもは入れないごぼうや大根など、残り野菜のミックスベジタブルたっぷりでキーマカレーを作ってみたら、野菜嫌いな息子にも好評でした。

栗原さん直伝、「残り野菜のミックスベジタブル」で作るたくさんのレシピは、ぜひ雑誌『栗原はるみ』最新号でチェックしてみてくださいね。
すぐに野菜室を開いて、包丁とまな板を用意したくなることうけあいです!


文/山野井春絵
構成/『栗原はるみ』編集部

 


雑誌『栗原はるみ』創刊9号
中身をチェック!

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気軽にたくさん食べたい「野菜レシピ」、
毎年大人気の付録、「花と緑のカレンダー」も

日々の食事の中で、たくさん食べたいのが野菜。
メイン特集「野菜をたっぷり食べる」では、
栗原さんが旬の野菜をおいしく食べるために
作っている料理を紹介します。
定番から気楽なものまで、意外な野菜のおいしさに
出合えるはずです。

他にも、クリスマスやお正月など、人が集まる季節に作りたい料理や、
プレゼントや持ち寄りにぴったりな一皿、そしてお菓子。
気楽なお酒のおつまみのレシピをまとめた別冊付録、
そして毎年人気の「2025年カレンダー」など、
1年のはじまりにふさわしい一冊です。

●特集「野菜をたっぷり食べる」

肉、魚、卵といった、健康な体を作るために食べたい、たんぱく質メインの料理。
豆や乾物、野菜を使った簡単に作れる常備菜。
そして、体重を落としたい、でもおいしいものを食べたい、という方へ、とっておきのレシピをお届けします。

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寒い季節に作りたくなる、野菜がメインの煮込み料理。
簡単でびっくりするほどおいしいドレッシングや副菜、おやつ、
そして残り野菜を使った料理も。
定番から気楽なレシピまで、さまざまな野菜の楽しみ方を紹介します。
野菜が苦手な方や、量が食べられない方という方にもおすすめです。

・冬野菜をまるごと食べきる   
白菜              
大根  
・野菜が主役の煮込み料理
・もう一品ほしいときに、小さな野菜の副菜
・野菜のおやつ
・簡単に、万能野菜ドレッシング
・残り野菜はミックスベジタブルに 
・【コラム】
 皮も芯も捨てずに、野菜スープ  
 私の野菜の保存法

●料理特集「気持ちを込めて、作る料理」

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家族や友人が集まることの多い季節が、冬。
年末年始はもちろん、持ち寄りやプレゼントの機会も多くなるからこそ、
贈る相手のことを思って、料理を作りたい。
みんなが笑顔になるレシピを、選りすぐりました。

・温かいテーブルを、家族で囲むひととき
・一年のはじまりは、気持ちも新たに
・プレゼントする相手を思って、お菓子を焼く
・離れて暮らす家族へ届ける、料理の宅配便

●豪徳寺、ぶらり街歩き

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栗原さんが学生時代に縁があった街、豪徳寺。
招き猫が有名な寺から続く商店街は、
こぢんまりとしたエリアに個性的なお店が並び、散歩にぴったり。

●連載「自分のために、ひとりごはん」

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ひとり暮らしでも、おいしく食事を食べられるように。
知恵と工夫がつまった、自分のために作るのが楽しみになる、
ひとりごはんのレシピをお届けします。

●別冊付録①「ご飯のおかずにもなる、お酒のつまみ」

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人が集まったとき、仕事のあと一息つきたいとき。
お酒好きの栗原さんが作るおつまみは、お酒に合うのはもちろん、
ご飯のおかずやお弁当の一品にも、ぴったりなものばかりでした。


●別冊付録②「花と緑のカレンダー2025〜2026」

キッチンなどに飾るだけで、日々の暮らしに彩りを。
栗原さんの庭やリビングにある花、そして緑のある風景をカレンダーにしました。

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