王道のチーク乗せで骨格を際立たせる
いつもはチーク部分に前準備としてシェーディングを施すことが多いイガリさん。しかし、下半分の顔の凸凹は十分にあるので、今回は頬まわりのシェーディングは未使用。「代わりにチークで頬骨を出していきます」とイガリさん。
まずイガリさんが手にしたのは、意外にもブルーのクリームチーク(フーミー)。
「これでチークを塗る部分のベースとなる肌を透けさせます。上からチークを重ねると、色が肌と調和して自然な立体感になるんです」。
ミカヅキさんの場合は、頬骨の高い位置から骨格に沿うようにパウダーチーク(アディクション)、パールチーク(スナイデル)をなじませました。
「王道の乗せ方ですが、ミカヅキさんの顔立ちは頬の外側のボリュームが少ないので、頬骨を際立たせるようにチークをなじませるだけで骨格が浮き立ってくるんです」
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