歴史の節目に立ち会った2023年を経て、これから訪れる2024年はどんな1年になるのでしょうか。「当たりすぎて怖い!」とその的中率の高さが毎年話題を呼ぶ占術研究家・水晶玉子先生の特集企画。全3回の2回目は、オリジナル占術の「オリエンタル占星術」をはじめ、西洋占星術・東洋占星術を駆使して、2024年を占ってもらいます!
第1回「【当たりすぎて怖い】水晶玉子の2023年答え合わせ占い「長年沈黙されてきたことが一気に表面化した“浄化”の1年に」」>>
「テクノロジー」にスポットが当たる1年
オリエンタル占星術では、2024年は『鬼宿(きしゅく)』の年。鬼は“人ならざるもの”であり、転じて「これまでの経験からは想像がつかないような、神がかり的なことが起こりやすい年になる」と水晶先生は言います。
特に2024年は、“破壊と再生”を司る冥王星が、テクノロジーと縁が深い水瓶座に移る年。2023年に1度、冥王星が数ヶ月、水瓶座に滞在した期間には「ChatGPT」の日本版アプリがリリースされ、大きな話題をさらいました。2024年も冥王星は山羊座と水瓶座を行ったり来たりするものの、11月20日には完全に水瓶座に移行します。
「2024年は、テクノロジーが社会を変える年になります。ChatGPTはその精度の高さゆえ活用には慎重論も聞こえてきますが、生成AIを導入するための法整備や社会の理解も大きく進展するでしょう。AIなどのテクノロジーに人間が従う。そんな関係性が色濃くなっていきます。だからこそ、テクノロジーを使いこなす人間側にも成長が求められます。水瓶座はテクノロジーの星座であると同時に、ヒューマニズム・改革・自由も司ります。テクノロジーに支配されず上手に折り合いをつけていくには、人としての理知的な思考をしっかり持って真の自由を目指すことも大切です」
「今後10年」の夢が見つけられる時
スピード感を持って社会のあり方が変わっていき、本当についていけるのか? と一抹の不安を覚えてしまいますが、「悲観することはありません」と水晶先生。2024年は辰年で「希望を描ける年になる」ため、テクノロジーの力がむしろやりたいことを後押ししてくれるそうです。
「これまでは不可能だったことも、デジタルの力で可能になったことがたくさんあります。働いている人なら、2024年は副業やワーケーション、二拠点生活……そんなことも選択肢の一つになるでしょう。前回、干支や占星術で考えると夢の賞味期限は30年ほどとお伝えしましたが、2024年はまさに今後10年とか30年といった、長い時間をかけて育てる夢や志を持てる時。2024年の十干は甲(きのえ)で”木の陽“の気なので、蒔いた種がゆっくりだけどすくすくと大きな樹に育ちやすいのです。2023年の11月・12月くらいから、まずは失敗しても、一度きりで終わってもいいので、ずっとやりたかったことにトライしてみてください」
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