2024年は「今後10年の夢が見つけられる時」。そんなふうに教えてくれた、占術研究家の水晶玉子先生。水晶先生は以前から「本当に変わるのは2025年から」と著書やインタビューで答えています。2025年へのカウントダウンが始まった今、私たちはどんな心構えで過ごせばいいのでしょうか。特集の最終回では、これからの時代を生き抜くためのアドバイスをお聞きします。

第1回「【当たりすぎて怖い】水晶玉子の2023年答え合わせ占い「長年沈黙されてきたことが一気に表面化した“浄化”の1年に」」>>

第2回「【水晶玉子の2024年占い】来年は「蒔いた種が大きく育つ!」テクノロジーの力を借りることがカギに」>>
 

惑星が次々と大移動を終える2025年

イラスト/Shutterstock

本格的に大きな変化がやってくるのは2025年。水晶先生は何度も、そう教えてくれていました。なぜなら、2024年の末に“破壊と再生”の星・冥王星が水瓶座に移ったのちも、惑星の大移動が続くから。

「夢と創造性の星・海王星は2025年の3月30日〜10月22日まで牡羊座に滞在して、2026年に完全に移行。2026年は改革の星・天王星も牡牛座から双子座に移ります。さらに、2025年の5月〜26年2月には試練の星・土星が魚座から牡羊座に行ったり来たりしながら移行。2025年に大きく変わる、とたびたびお伝えしているのは、そんなふうに大きな惑星が次々と大移動していくのが2025年だからです。特に海王星と土星は魚座から牡羊座へ移行しますが、牡羊座は12星座のはじまりの星座。これは長いタームで“一つのサイクルが終わり新しいことが始まる”大きな節目になります。

西洋占星術でいうと、2025〜26年は今まで“土”や“水”のエレメントの星座にあった惑星のほとんどが“風”や“火”のエレメントの星座に移行を終える時期。2025年は“時代の空気がガラリと変わる”タイミングであり、2024年頃からその予兆を感じ始める人も多いと思います」

 


「変わらざるを得ない社会」がそこまでやってきている


「時代の大きな変化はあるけれど、恐れずに楽しむ気持ちを持ってほしい」とたびたび私たちに伝えてくれている水晶先生。そもそも世の中を見渡せば、高齢化社会と人口減少で、社会のあり方が変化していくことがすでに予測されています。

「2025年は65歳以上の認知症患者数が約700万人に達し、高齢者の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になるとされています。だから当然、社会も変わらざるを得ません。まちづくりや医療、税金のあり方、経済やテクノロジーとの関わり方……そうしたものも徐々に変わっていく。

何か大きな変化が起ころうとする時、それが天変地異や戦争によるものとは限らないのです。そうした社会になっていくと、自分のあり方や生き方も変わってくる。私の今年の『オリエンタル占星術 開運暦2024』で対談させていただいたゲッターズ飯田さんの言葉をお借りすれば、『庶民の時代が終わり、貴族の時代になっていく』と。まさにそうだと思いました」

 
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