225好きな本、面白かったドラマは”コミュニケーション手段”にもなる。シェアも楽しみのひとつ！【モデルはまじのカルチャー談義】

モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。前回までは、絵本や映画、ドラマなど好きなカルチャーのお話をしてもらいましたが、今回はそこからちょっとこぼれた”はまじとカルチャー”の話をしてもらいます。

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面白かったドラマ、好きだった本はシェアすることも楽しさのひとつ

「〔ミモレ編集室〕には読書部があり、定期的に読書会をされている、という話を聞きました。本を読んだあと、その気持ちや考えを、そのまま心に留めおくか、文字にするか、誰かに話すか。人によってさまざまだと思いますが、私は本のことは夫に話すことが多いですね。映画や絵本の趣味が似ていますが、小説も同じものが好きなことも多くて。そういった意味で、本当に夫とは趣味があうし、センスも信頼しています。そして、もう一人、ずっと出演していたテレビ番組『暮らしのレシピ』や現在も出演しているラジオ『Curious Hamaji』でお世話になったスタッフの方も、本のことでやりとりをさせていただくことがあります。

その人は本好きでもあるのですが、文章もとても上手で。私にとってターニングポイントーーたとえば誕生日や事務所を変わったとき、本を出版したときなどーーに、それはそれは素晴らしい文章で褒め称えるお手紙をくれるんです。その表現がとても美しくて、私は密かにその手紙だけで本になるのではないかと思っているほど。ずっと大切に取ってあります。頻繁ではありませんが、その人と本の話をすると、1回立ち止まって深呼吸をしたような気分になれ、『本が好きでよかったな』と思えるんですよね。

そのよさや感じ方を言葉にするのが難しいからか、本に関してはシェアしたり話したりする人はあまり多くないのですが、逆に映画やドラマは、どんどん話したいし、教えて欲しいなと思っています」
 

ついつい見続けてしまう「ドラマ」。時間の管理はどうしている？

「最近は、面白かったドラマの話をするのがコミュニケーションのひとつになっている気がします。

先日もお会いするのが2度目だった方に取材をしたのですが、ドラマの話をしたことで、一気に距離が近くなった気がしました。特に韓国ドラマのおすすめは、取材や撮影の隙間時間に盛り上がることが多いかもしれません。そのときに話題にあがったのは、ディズニープラスで配信されている『ムービング』や『グロリア』。

話をするたびに思うのは、みんなよく観ている（笑）ということ！　仕事に家のことにと忙しい方が多いのに、ちゃんとドラマを見る時間も作っていて管理が上手だなあと思っています。

私も大好きなので、ついついたくさん観たくなりますが、ドラマを見るのは、夫と一緒の時間だけと決めています。……というか、そこでしか観ていません。というのも、私、もともとぐうたらな性格で一度お尻に根っこが生えるとなかなか動けなくなってしまうので（笑）、ドラマは夫が一緒のときだけ、と決めることで、ある意味でドラマを見る時間の管理ができている気がしています（笑）」

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