眉の作り方
① 眉の足りないところを補いながら
眉の輪郭をはっきりさせる
(A)をブレンドして色調整したものを、厚めのアイブロウブラシに取り、眉の輪郭を描いていく。このとき、眉全体の輪郭を描くのではなく、足りない部分だけをパウダーで補足することで、眉に色をなじませる。
(A)
\これもオススメ/
② 1本ずつ丁寧に擬似毛を描く。
特に眉頭はしっかりと!
① で全体像をはっきりさせたのち、薄い眉用の平ブラシに持ち替え、(A)をブレンドして、1本1本足りないところに毛を描き足していく。
③ 色だけが浮いてこないように
透明ワックスで毛の存在感をアップ
(B)をスクリューブラシに取り、眉頭部分は下から上へと毛を流し、残りは肌に沿うように毛流れを整える。毛流れをフィックスさせるのと同時に、毛の1本1本の存在感を際立たせることで、モーヴだけが浮いてこないようにする。
(B)
完成!
モーヴ眉×黒髪でモードなメイクに!
パーツの魅力を生かして、より大人っぽく
ピンク系のカラーを使うと「ふんわり」「かわいい」といった眉に転びそうですが、今回は山崎さんのキリッとした目もとの雰囲気に似合うハンサム眉に仕上げました。そのポイントは、太めの平行眉にせず、眉山をきちんと作ること。山崎さんの黒髪とも相まって、とてもモードな印象です。
山崎さん自身はこれまで「眉の色と髪の色は揃えるべき」「薄眉にカラーは似合わない」と考えていたそうで、このモーヴカラーは初めての挑戦だったんだとか。
「私の眉は薄いので、眉頭の『フサフサ感』が作れるということはもちろん、水野さんが『山崎さんみたいに眉が薄い人は、カラー眉もハマるよね』とおっしゃっていたことにびっくりしました。正直、どちらも自分には無理なやつ、と思い込んでいたんです。カラー眉は、毛が薄いと色ばかりが悪目立ちしちゃうとずっと考えていて。でもそれって、『自眉や髪の色に揃える』みたいな部分にこだわりすぎていたのかなと。
『メイクって、もっと楽しんでいいんだ!』ということに気づかせてもらいました」(山崎さん)
固定概念にとらわれないことで、眉メイクの可能性が広がっていきそうですね! これから選択肢の一つとしてどんどんカラーも取り入れていただければと思います。
以上、全4回にわたってお届けしてきた眉メイク企画でしたが、みなさんにピッタリなものは見つかったでしょうか? ぜひ、みなさんの眉メイクも更新してみてくださいね。
COLUMN
水野未和子さんが作った
理想のアイブロウブラシをチェック!
記事中でもご紹介しているアイブロウブラシ「define brush(ディファインブラシ)」は、メイクアップアーティストの水野未和子さんが、いままでたくさんの人から聞いてきた「眉をうまく描けない」という悩みを解消し、プロが作ったような眉を簡単に描けるようにと開発したもの。
通常のブラシと異なり、穂先の手前から角度がついているので、ハンドルや自分の手でメイク中の眉が隠れることがありません。また、筆毛のコシや長さにもこだわることで、1本1本、繊細なラインを描けるようになっています。
ブラシは12月5日(火)より先行発売スタート。詳しくはこちらをチェックしてください。
撮影/目黒智子
ヘア/左右田実樹
メイク/水野未和子[3rd]
取材・文/中田絢子
編集/國見 香
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