眉の左右差が気になる人に! 1ポイントだけ意識すればOK!
次に取り掛かったのは、ミカヅキさんご自身も気になっているという眉の左右差。これについては、同じ悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
「眉下のラインがはっきりしているという共通点を出してあげれば、左右は揃って見えます」とイガリさん。さらには眉頭や眉尻の高さなど目につくポイントだけ気をつければ、眉の左右差は気にならなくなるとのこと。
眉の高さや太さ、角度などありとあらゆる部分を“ちゃんとしなきゃ”という思いこみは、メイクを窮屈なものにしているのかもしれません。
さらに、今回の眉には、もともとの顔立ちをご本人のファッションに似合わせるためのテクニックが使われています。
① 目周りに凹凸が少ない
② 蒙古襞(もうこひだ)という目頭部分の皮膚の被さりがある
これらの持ってうまれた要素が、目元を小さく黒眼がちに見せ、ミカヅキさんの可愛らしい印象を作り上げているのだとか!
「洗練されていて大人っぽいミカヅキさんのファッションを活かすためには、少しだけかっこよさがあるといいなと思います。そのために眉頭を少し寄せてあげるのがおすすめです」(イガリさん)
もともとの顔立ちが持つ可愛らしさを、ご本人のお好きなファッションの雰囲気に寄せるためのメイクの提案です。
――もう、見てて聞いててうずうずしました!
イガリさんのメイクの魅力は、この自由さを思い起こさせてくれるところだと改めて感じます。メイクには順番も正解もない。“〜ねばならない”という思い込みもいらない!
ただただ自分の顔を知ること。そしてコスメの色や質感の特徴を知って調整していくこと、掛け算して新しい自分の魅力に気づくことなんですよね。
だからメイクって面白いし奥深いし、探求しがいがある!
正解はないからこそ、この連載やイガリさんのテクニック、言葉を通じてご自身の顔でアレコレやってみて欲しいな。そんなふうに改めて思いました。
眉メイクでモリモリになってしまったので、今回はここまで。
次回はミカヅキさんの【④リップ&アイメイク編】をお届けします。
コスメ問い合わせ先
カネボウ化粧品 tel. 0120-518-520
RMK Division tel. 0120-988-271
撮影/榊原裕一
ヘアメイク/イガリシノブ(BEAUTRIUM)
取材・文/畑中美香
前回記事「【イガリメイク】「チークが肌から浮いてる…」対策に使うのは意外な色!自然な立体感を引き出すポイントは」>>
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