たった4歳年上でも「おばさんだから抱けない」の感覚
さらに、「セクシー田中さん」(日テレ)では、木南晴夏さんが普段は地味なOL、夜は派手なベリーダンサーという40歳の田中さんを演じています。田中さんと偶然仲良くなる36歳の笙野浩介(毎熊克哉)は、23歳の女性が参加する合コンで、女性たちに対しこんな女はダメだ、などと厳しく品評します。
笙野は女性に求める基準が高すぎて、理想の女性と出会えず悩んでいる中で、田中さんは笙野の細かすぎてレベルが高すぎる理想の女性の条件を全て満たす理想の女性なんです。それなのに、たった4歳年上の田中さんのことを、「おばさんだから抱けない」と言うんです。
13歳年下の女性は恋愛対象で、4歳年上の女性はおばさんだから恋愛対象じゃない。めちゃくちゃ衝撃的な感覚ではありますが、「男性は年上を敬遠し、すごく年下を好む」というのは、様々なデータにより、実際に示されている事実なんです。
男性は年上を敬遠し、年下を好むのは本当か?
例えば、『ハーバード数学科のデータサイエンティストが明かす ビッグデータの残酷な現実』(著者:クリスチャン・ラダー、翻訳:矢羽野 薫/ダイヤモンド社)によると、アメリカの年間100万人以上が利用する婚活サイトの統計のデータから、男女がどの年齢の異性に最も魅力を感じるか? を調査したところ、驚きの結果が出たと言います。(グラフが物凄いインパクトなので、ぜひ見てみてください)
女性は、女性の年齢が上がるとともに、魅力的だと思う男性の年齢も上がる。さらに女性は、自分とほぼ同じ年代の男性を求める、ということがわかります。
一方、「男性から見て女性が最も魅力的なのは20代前半。その一言に尽きる」と本書で紹介するように、男性は20~50歳の全ての年齢で、20~24歳の女性に魅力を感じる、という結果になったんです。これはなかなか衝撃的ですね。
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