人には「人生のサイズ感を上げていくとき」がある

「頑張ってCELINEのバッグを買った」投稿を見て感じた変化。誰かの“自分へのご褒美”に素直に共感できるようになった私の話_img0
 

最近思うのですが、「人生のサイズ感を上げていくとき」って必要な気がするんです。ある売れっ子芸人さんが言っていたのが、売れないからとボロい家に住んでいたらずっと売れないんだ、ということ。思い切って少しいいところに住むと、運気が上がっていくというんです。

もちろんケースバイケースでしょうが、そういう側面って少なからずあると思うんですよね。今の状態に留まらず、少しステージを上げるために、ちょっとだけいいものを買ってみる。背伸びをして、自分に先行投資するような気持ちで。意識的に自分を拡張していくような感じでしょうか。

私にとって、今年の人生のサイズ感を上げていく挑戦となったのが、「安くないワークチェアを買う」ということでした。普段の自分なら安物で済ませようとしたと思いますが、毎日仕事で使うし、腰痛持ちなので、ここで惜しんだら絶対後悔する! と思い、色んなものを試して納得のいくものを買いました。

今までは本当にお金がなかったので、底値のものを買わざるを得なかったという事情があったのですが、その生活が長かったせいか、セルフネグレクトのようになってしまい、気が付いたら自分を労わるための出費が怖くなっていました。

いつも通販サイトを横断して、クーポンが出るまで粘って。そうやっていっちばん安いものを買うけど、結局質が悪くてすぐにダメになって。そんなことの繰り返し。放っておくと自分を蔑ろにしてしまうので、意識的に、自分を大切にする練習が必要なんです。

今年イチ大きな買い物でしたが、座り心地のいい椅子に座る度、なんだか背筋がしゃんとします。生活の質が上がったという実感もあります。

 


35万円の「CELINEのバッグ」に白目。でも…


12月といえばクリスマス。中には自分にプレゼントを買ったという方もいるのではないでしょうか。ある日、インスタを見ていると、ある投稿がおすすめで流れてきました。それは、「自分へのご褒美としてCELINE(セリーヌ)のバッグを買った」というもの。

そこにはお値段は書かれていませんでしたが、ブランドものに疎い私は、ブランドもののバッグっていくらくらいなんだろ~と興味本位でググってみました。すると、そのバッグはお値段35万円。私の前職の2か月分の給料やないか! と白目を剝きました。