読者に本当に推せるものを、美容のプロとしてのプライドにかけて、効果や使い心地はもちろん、機能性や話題性などを見極めて投票＆採点。その合計点で忖度なく選ばれるのがVOCEベストコスメです。今回は、「VOCE2023年下半期ベストコスメ」受賞作の中から、ミモレ世代どまん中ライター３人が、エイジング悩みに対する本気度や満足感、コスパなどを鑑みて、同世代にリアルに推したいコスメをピックアップ。第2回は【メイク編】です。

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 Part2 メイク編 

 メイク編の傾向は？ 
脱・ナチュラルメイク。”盛れる”
メイクで老け見えを楽々回避

キーワードは“盛り”。しかし、ひと昔（いや、ふた昔？）のようなギランギランだったり、こってりと重ねたガッツリ厚いメイクを指すものではありません。シミ、シワ、くすみをしっかり隠しつつ、薄膜に仕上げるファンデーションやコンシーラー、肌に幸福感を宿すピンクチーク、立体感を引き出す淡色のアイシャドウ、ぷっくりとした唇を演出するツヤリップなどを利用して、美しく盛る。端正な大人美を演出できる。そんなアイテムが下半期の受賞アイテムには豊富です。
以前の盛りメイクだと、大人が取り入れるとイタくなったり、ケバくなりがちだったのですが、各ブランドの技術の進化によって粉体、テクスチャー、発色、色みのすべてがアップデート。さらに、メイクのトレンドも、ナチュラルから盛りへと変化しつつあります。テクニックレスでアラを隠しつつ、洗練された大人に似合う“旬”を宿せる。メイク編のベスコス受賞アイテムも、大人の強い味方です。