12月4日、SKY-HIとNissyがコラボしたデジタルシングル「SUPER IDOL (Prod. MONJOE, SUNNY) 」がリリースされました。
2日に放送された『ベストアーティスト2023』(日テレ系)で、『D.U.N.K. Showcase』を開催していた京セラドームから同楽曲をお茶の間に先行披露したSKY-HIとNissy。
私もそのパフォーマンスをリアルタイムで視聴していましたが、2人の圧倒的なカリスマ性とパフォーマンス力、そして楽曲の持つメッセージ性とパワーに、「さすが、日本のダンス&ボーカルグループシーンの礎を築いてきた2人だ……」と思わずうなってしまいました。
16日20時には、『D.U.N.K. Showcase』の公式YouTubeチャンネルにて、SKY-HIとNissyのステージを収めた映像が公開。公開から4日で再生回数が27万回を超え、一時はYouTubeの急上昇ランキングにも入るなど、映像と楽曲が注目を集めています。
それぞれの道で成功したNissyとSKY-HI
ここで簡単に、SKY-HIとNissyのこれまでの歩みを振り返ってみたいと思います。二人はかつて、同じグループに所属し、日本の音楽シーンの第一線で活躍していました。(現在、そのグループは活動休止中)
そして、SKY-HIはグループ活動を開始してから比較的すぐに、Nissyは2013年8月から、それぞれソロ活動を行い、大輪の花を咲かせていきました。
もう少しだけ、彼らのキャリアを具体的に見ていきましょう。
SKY-HIはグループ活動の傍らで、レーベル非公認のソロ活動を行っていました。都内のクラブシーンを中心に、楽曲を自主制作しながらラッパーとしての活動を続け、2013年8月にソロでのメジャーデビューを果たしました。
その後は着実に活動を拡大させ、2020年にはBMSGを設立。現在は、パフォーマー、社長、BE:FIRSTやMAZZELらBMSG所属アーティストのプロデューサーと、複数の顔を持ちながら活動していることは、読者の皆さんもすでにご存知のことと思います。
一方、Nissyもソロ活動歴は10年選手。2013年8月にソロプロジェクトを始動させ、今年で10周年を迎えました。Nissyは、2014年に発表した楽曲「GIFT」でiTunesチャート1位を記録するなど、これまでリリースした楽曲には数々の実績があります。また、特筆すべきはコンサートの実績で、2019年に日本人男性ソロアーティスト史上最年少で4大ドームツアーを開催したほか、2022年10月から2023年3月にかけては追加公演も含めて6大ドームツアーも成功させました。
そのような2人の歩みをおさらいした上で改めて強調したいのが、SKY-HIとNissyの“10年”という節目において、2人のコラボレーションが実現し、「SUPER IDOL (Prod. MONJOE, SUNNY) 」という楽曲を世に放ったことのすごさです。
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