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東京都は、育児は「休み」ではなく「大切な仕事」と考えるマインドチェンジを進めており、現在「育業」をテーマにしたドラマ『育業を、 はじめるとき。~大事な時間の過ごし方~』がYouTubeで公開中です。先日、都内でこのドラマの公開試写会&トークセッションが行われました。

 


『育業を、 はじめるとき。~大事な時間の過ごし方~』あらすじ


中堅不動産デベロッパー「隼(はやぶさ)都市開発」に勤める田村雄二(35)は、会社の大型入札コンペのリーダーを任され、多忙な日々を送っている。プライベートでも、第2子が誕生し、せわしない。出版社の編集部に勤める妻のちひろ(33)は育業中だが、大学の恩師である三枝道子(65)が初めて書いた小説の出版イベントが控えている。雄二はちひろのためにも出版イベントの時期に育業を交替したいが、いまだ会社に言い出せない。そんな中、会社の方針で雄二はついに育業をすることになる。コンペのリーダーが抜けることに同僚たちは戸惑いつつも、新しくチーム編成が組まれ、雄二は晴れて送り出されることに。

このイベントには、子育て真っ最中の芸人3人も登壇。2児の父親であるライセンスの藤原一裕さん、3児の父親であるNON STYLEの石田明さん、そして6月に第一子を出産し、9月から仕事復帰した相席スタートの山﨑ケイさんです。最近では、EXITのりんたろー。さんが1ヵ月育休を取得し、出演する『ABEMA Prime』を休演することを発表するなど、子育てをする吉本の芸人の働き方にも変化が訪れつつあります。

みなさんは、「育休は休みではない」と言われたらなんと思うでしょう。きっと、「そんなことわかってる!」という感じだと思います。子育てを経験された女性なら、育休が全く休みではない、むしろ会社で働くより何倍も壮絶、ということは体験済みだと思います。一方で、まだまだ社会には育休を休みだと思っている人がいるのも事実。育休を育業と言い替え、子育ても仕事だ!と社会が捉えるようになることで、子育てへの理解を進めていこうということなんです。また、夫が形だけ育休をとっても、家で戦力にならない、なんて声も聞こえてきます。「育業は大切な仕事」という認識によって、しっかりと子育てに取り組むように男性の意識も変わっていく必要があります。