デビューできなかったカリスマたちの行方
そんな日プ女子から選ばれたメンバーで結成された「ME:I(ミーアイ)」は、多彩でどんな系統にもハマれる個性&実力派の集団なんです。王道っぽさもしっかりありつつ、骨太な超本格派のパフォーマンスと応援したくなる人間性で、これからのエンターテイメント界で大きな存在になると思います。オーディションを追えなかった人も、ぜひ今からゆっくり推しを見つけてください。
さて、デビュー組発表の直後から、デビューを逃した練習生が他で活躍する姿が見たい、という声が吹き荒れ、「派生グル」がトレンド入りするほどでした。日プ女子を語る上で欠かせないのが、「デビュー出来なかった練習生、実力&魅力ヤバすぎ問題」です。特に最終回でデビューを逃した9人はそれぞれ人気が非常に高く、これから別の形でデビューし、プロのアイドル・アーティストになることを熱望する声が止みません。
その9人の中でも、個人的に今後が気になるのが、坂口梨乃(最終12位)、田中優希(最終15位)、髙畠百加(最終20位)です。この3人は、時に「イケメン」と言われるガルクラ系※。かわいいよりかっこいいクール系で、高い実力がありつつ国民プロデューサー(視聴者)の信頼を集める人柄で、コアな人気を集めました。
※ガールクラッシュ:女性が惚れる女性、媚びないかっこいいスタイルをさす
坂口梨乃はハイレベルで魅せるダンス、艶のある力強い歌声、曲の雰囲気によって雰囲気をガラッと変えられる表現力抜群のザ・オールラウンダー。低音~高音全部を綺麗に出せて、ラップをやれば超かっこよく決める。何をやっても安定感抜群、ピカイチな実力と溢れるカリスマ性を持ちながら、ボーダーラインすれすれでデビューを逃しました。
田中優希は涼やかな目元とスラッとした抜群のスタイルが特徴で、凛々しく気高さもある雰囲気をまとうクールビューティー。最終回のデビュー評価で見せた表現力豊かなダンスと圧倒的なオーラ、洗練されたビジュアルは「覚醒している」と大きな話題に。「世界で戦うなら必要な人材」と囁かれるほどのポテンシャルに、デビューを逃したことを残念がる声が殺到。
髙畠百加は、見た目も中身も「ギャル」と言われ、何かとインパクトを残し続けた練習生。ギャルっていうだけでもう応援したくなりますが、なんといっても注目すべきは、明らかにひとりだけ声質が違う、スペシャルなハスキー&低音ボイス。彼女がいると一気に音の厚みが増し、クオリティが上がるんです。ポジション評価のボーカル部門で練習生1位になるのも納得の実力。海外のDIVAにいそうなお洒落すぎる声は、「絶対にどこかでデビューしてほしい」と多くのファンに惜しまれる逸材です。
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