パウダーファンデーションで「顔を縮める」とは?
続いては、パウダーファンデーション(ソソ)。
「パウダーファンデを使うのは、顔をキュッと縮めて見せたいから」とイガリさん。
パウダーファンデといえば多くの場合マットな質感に仕上がるもの。要素が多く見えてしまいやすい華やか顔は、そのマット感を利用することで、散らかりがちな要素をキュッとまとめていくことができるのだとか。
40代になるとどうしてもツヤを意識せねば! と、リキッドやクリームファンデーションを手に取りがち。ですが今回、ツヤはパール下地、ハイライトと事前に仕込んでいるので十分。これらは、上からパウダーを重ねることで内側から発光するようなツヤ肌を演出するための仕込みでもあったのです。
パウダーファンデを使う理由の裏を返せば、華やかな顔立ちの場合、リキッドなどによる水系のツヤは余計な要素になってしまいやすいということ。確かに、もともとはっきりとした顔立ちに、ピカピカ反射するようなツヤ感はトゥーマッチになりやすいかもしれません。
大人にはもちろん必要な「ツヤ」ですが、ゴリラ要素の強い華やか顔さんには陶器のようなすべすべ感のあるツヤが大切。パール感のある下地、ファンデーション前のハイライトで事前に仕込んだツヤを、パウダーファンデでぼかし、陶器のようなツヤに変換しているということ。それが、自然な内側からの発光感に変わるんですね!
ベースメイクのみなのに、ケンのようなものが取れて、このままでもOKなほど美しい仕上がりに!
次回はこちらの藤本さんになるまでの【③パーツメイク編】について紹介します。
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撮影/柏原力
ヘアメイク/イガリシノブ(BEAUTRIUM)
スタイリスト/伊藤あかり
取材・文/畑中美香
前回記事「【イガリメイク】「年々雰囲気にドスが効いてくる…」コンサバな顔立ちを親しみやすく&今っぽくするカラー下地の選び方>>
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