女性にとっては妊娠がしやすい年齢にもタイムリミットがあります。しかし、仕事と育児の両立を考え、なかなか決断ができないことも……。

「やっと正社員になったのに、会社にいづらくなるのは嫌だし、子どもを育てながら仕事ができるのか、不安になっていきました。夫が育児に協力してくれないと、赤ちゃんを育てることも難しいという現実にもぶち当たってしまって……。これなら、体力のあるもっと若い頃に産んでおけばよかったって後悔もしています」

 

日菜子さんは、夫に妊活の相談ができるクリニックに行きたいと相談しましたが……。

「夫は煮え切らない返事でした。意を決して“なんで子どもが欲しくないの”って聞いてみました。すると “趣味ややりたいことができなくなるから……”っていうんです。夫が乗っているロードバイクの総額は、軽く100万を超えていました。多分、子どもができたら自由な時間も無くなるし、お金も使えなくなるからだと思いました……」