早いもので2023年ももうすぐ終わり。今年一年を振り返る季節がやってきました。私事ですが、今年からミモレで色んな方へのインタビューをさせていただくようになりました。インタビューするきっかけというのはいろいろあるのですが、やっぱり個人的に気になる! お話を聞いてみたい! という方にお声がけすることが多いです。

私、ある悩みがありまして。個性的で派手な服やメイクが大好きで、どんなときも自分らしい格好をしたいと思う一方で、「人にどう見られるか」をめちゃくちゃ気にしてしまう性分なんです。実際、自分をバーンと出すと、余計なことを言ってくる人がいたり、ネットで悪口を言われたりすることも。知らず知らずに自分を抑えるようになり、苦しくなってしまうんです。だから、常に自分を全開にできる人って、いったいどんなマインドを持っているんだろう? そう気になって、ある方々にインタビューをしました。今回は、そこでインタビューした内容を、未公開のこぼれ話と共に振り返ります。

一人目はお笑いコンビ『エルフ』の荒川さん。「ハッシュターーグ」の決め台詞、ど派手ピンクでギラギラのザ・ギャルなメイクと出で立ちで周囲をパッと明るくする荒川さんを、みなさんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。先日放送された『女芸人No.1決定戦 THE W』ではハートフルなお笑いでお茶の間を沸かせ、総合2位と大健闘。荒川さんはネタ作り担当で、YouTubeやTikTokに投稿される「ギャルあるある」の面白さにも定評がある、実力派芸人なんです。


ここ最近、「ギャルマインド」がグッと注目されるようになりました。調和を乱さずにわきまえることが求められるような閉塞感漂うこの社会で、「浮かない」、「目立ち過ぎない」という誰もが気にする暗黙のオキテを正面から突き破り、あたしはあたしじゃん? という感じで世間の目より自分の気持ちや機嫌を大事にする姿やマインドが、羨望のまなざしを集めているんです。

イラスト:Shutterstock

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