いろいろな情報を集めよう!

「あいさつが苦手」を克服する方法【大切なことはすべて猫が教えてくれた】_img1
「意外とコミュ力高めなんだ」 Instagram @azuki_thecat


ヒトと顔を合わせたとき、“あいさつ”をするのは暗黙のルール。そうとわかっていても、「あいさつが苦手」というヒトは、少なくないように思います。

その背景には、「タイミングがわからない」「緊張する」「無視された経験がある」など、さまざまな理由があるでしょう。それともう1つ、「あいさつの後にできる、微妙な間を持て余すのが気まずい」というケースも――。

そんなときは、猫たちのあいさつ“鼻チュー”が参考になるかもしれません。鼻チューとは、猫同士が鼻を近づけて、においを嗅ぎ合う習性のこと。鼻でキスをしているように見えることから、こう呼ばれています。

猫の鼻は、ほかの皮膚と比べて約75倍の厚さがあるうえに、嗅覚もヒトの1~10万倍と鋭敏。また、猫の鼻周辺には、においを分泌する部分が多くあるため、鼻チューによって情報の確認と交換までできちゃう。敵か味方か、自分より上か下か、どこに行ってきたのかまでわかるというからビックリ!

“鼻チュー”ひとつで、ヒトでいうところの「どうも」のあいさつから、「最近どう?」「あ、ここ行ったの?」と軽めのコミュニケーションまでさらりと図る彼らは、意外とコミュ力が高めなんです。

かたや、ヒトの場合。においを嗅ぎ合うことはさすがに真似できないけれど、目の前にいる相手の表情や佇まい、持ち物、ファッションなどから得られる情報をもとに、「それ、あのカフェのコーヒーですか? 美味しいですよね」のようなプラスαをあいさつに付けくわえることができるのではないでしょうか。

「あいさつ+ひと言があると、親しみが湧くよね!」猫たちは、湿った鼻を近づけながら、こんなことを言っているのかもしれません。

今日も猫にならって、マインドフルな1日を。

 


マインドフル猫 「あいさつが苦手」を克服する方法

▼右にスワイプしてください▼


ミモレ「マインドフル猫」連載、楽しんでいただけていますでしょうか? みなさまのマインドフル猫な瞬間もぜひ教えてください。あなたの愛猫ちゃんの素敵なお写真とともに「#マインドフル猫」をつけてインスタグラムにポストしてみてくださいね!
 

文/高木沙織
編集/吉川明子
 

「あいさつが苦手」を克服する方法【大切なことはすべて猫が教えてくれた】_img2
 

前回記事「猫の「ゴロゴロ」は一種のセラピー!耳からリラックスする方法【大切なことはすべて猫が教えてくれた】」>>

 
  • 1
  • 2