タイムレスに長く寄り添う「オブリオ」
松井:ハーフパンツのコンビネゾンの上にジャケットを羽織るスタイリング。これはとても新鮮!
福田:「オブリオ(AUBRIOT)」は、皆さんもご存知の「アンタイトル」のカプセルコレクションとして23年の秋冬コレクションで展開したのですが、これが人気で! 24年の春夏からブランドとしてデビューしたんです。ジャケットなど、オンにも対応できるアイテムが充実しているのですが、上質感があって、ちょうどよく肩の力も抜けていて。こういうブランドはありそうでなかったんですよね。
松井:体を通すと、素材の上質さが実感できるかも。軽やかなハリ感がしなやかで、コンビネゾンもゆるっとニュートラルな感じ。同素材のジャケットを羽織ると、ちょっとオフィシャルな感じにもなるのだけれど、ハーフパンツだからちょっと抜けてる感じにもなって。こんな意外性も印象的。
福田:ハーフパンツも今季はとっても多いですね。しかも、ジャケットと合わせたりと、オンの日に着るハーフパンツ、という感じ。バランスもとっても新鮮なんですよね。
松井:グレーの全身にシルバーの小物もいい感じ! クールな華やかさがお洋服の雰囲気ともぴったりね。
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極上素材でモダンな大人の服を提案する「ジェイドット」
松井:私も展示会で見てきました。「ジェイドット(J.)」の提案する伸びやかな女性像がとっても素敵だったの。このセットアップは、キーネックのブラウスとパンツのセットアップ。これは、見た目を裏切る軽やかさ! シャリッとしていて、二重織の生地のふくらみというか、ドレープ感もきれいですね。この質感、これからの季節に心地よさそう。
福田:「ジェイドット」は生地が素晴らしくいいんです。トップメゾンも使用するような特別な生地を、日本とニューヨークで40年以上ものキャリアを積み上げたデザイナーが選び抜き、仕立てるようにお洋服が作られています。オケージョンに相応しいアイテムもそろっていますよ。このブラウスは、フロントジップでデコルテの雰囲気が変わって、いろんな表情が楽しめます。共布のスカーフをリボンのように結んでみましたが、後ろで結んだり、あるいはブラウスだけで着たり。
松井:パンツもセミワイドだけれど、センターラインのおかげですっきり見えるのね。私が気に入ったのは、このカラー。バニラアイスのような甘やかなペールイエローセットアップってちょっと珍しい気がして。全身もパッと明るくなっていい感じ。
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