歌手生活55周年を迎えた前川清さん。誰もが知る超一流の歌手ですが、先日放送された『中川家ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に出演した際、「歌手なんていつ潰れるかわからない不安定な仕事」「歌っていても自信なんてない」というネガティブ過ぎる一面や、「努力や練習が大嫌い、楽をして稼ぎたい」といった脱力系? なマインドなど、独特過ぎる哲学が大きな話題になりました。前川さんの人生哲学を掘り下げるべくインタビューすると、自我を捨て、徹底して受け身になるからこそいかようにも変容できる、そんな表現者としての在り方が見えてきました。

「歌に浸らない、聞かせようと思わない」前川清の意外な発言から考える、自分がないからこそ得られるもの【インタビュー前編】_img0
終始とても気さくな前川さん

前川清
長崎県佐世保市生まれ。内山田洋とクール・ファイブのヴォーカルとして『長崎は今日も雨だった』でデビュー。その年の日本レコード大賞新人賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも出場を果たす。愛される飾らないキャラクターでバラエティー番組でも活躍。YouTube:前川清公式 「前川ちゃんねる」