もうすぐ新年度を迎えるにあたり、名刺入れの新調を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？ そこで、社会人経験の長い40代以上のミモレ編集部員が愛用の名刺入れを紹介する記事の後編です。
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編集部員・松崎育子は「スマイソン」を10年愛用
「名刺入れはごくシンプルなデザインが好き。気分が上がるので、色がきれいなものを選ぶことが多いです。これはセール会場で見つけて、リザードの光沢とグリーンのきれいな発色に惹かれて買いました。これの前に使っていた名刺入れがなんだったか思い出せないくらい……もう10年ほど使っているような気がします。
全体的にはまだまだきれいですが、細かい部分を見ると少し剥げてきたので買い替えなきゃと思いつつも、名刺入れの出番も減っていて。最近は使っているバッグのサイズが小さいこともあり、そもそも名刺入れを滅多に持ち歩かなくなり、お財布に入れている名刺を出しておいてお渡しすることが多くなってしまったんです……。
今のところこのスタイルが続きそうですが、前編の記事で編集部の朏が書いていたように、スマイソンはとにかく丈夫で長持ちするので、ずっと使えるものを探している方にはおすすめです！」
ファッションエディター・高橋香奈子は「エルメス」のカルヴィデュオを愛用
「以前はマチがたっぷりある大容量の名刺入れを使っていましたが、たくさん入るだけに溜め込んでしまい、いざ名刺交換をする際にスムーズに自分の名刺が出せなかったことがあったんです。それ以来、薄めのものに変えました。
この名刺入れは両側にスペースがあるし、革も柔らかいので入れようと思えば、たくさん入るのですが、入れすぎると形が崩れて明らかにパンパンになるので、入れすぎないように気をつけようと自制心が働きます。
片側に自分の名刺を、反対側にいただいた名刺を入れておけるのも便利です。間違えて人の名刺を出してしまってアタフタするということにもなりません（笑）」
「ちなみに、うっかり名刺入れを忘れてしまったときのために（バッグを替えた際などに時々ありました……）、電車用のICカードを入れているカードケースに数枚、名刺を忍ばせています」
ちなみに、ミニマリスト・ファッションエディターの昼田祥子の場合は？ 愛用の名刺入れや財布について聞いてみたら……
今回の調査にあたり、著書『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』も話題のファッションエディター昼田祥子さんにも愛用の名刺入れや財布について聞いてみたのですが、こんな回答でした。
「お財布はどんどんコンパクトになって持ち歩くことも少なくなってしまったし、名刺入れももういらないかなと感じています」。
まさに“服捨て”から人生を変えていった昼田さんらしいコメント。
先日公開した「編集部員の愛用財布」を紹介する記事で、ファッションエディターの堂坂由香さんも、今は小さなカードケースを名刺入れと財布代わりにされていました。
財布のコンパクト化だけでなく、今後は名刺入れもどんどんミニマム化していくかもしれませんね。
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バナー画像／shutterstock
構成・文／高橋香奈子
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