反抗期に対する不安や恐怖を乗り越えるのに必要なもの

 

我が子には良い人生を歩んでほしい──親ならそう願うのも当然だと思いますが、その理想が崩れる危険を強く感じるのが子どもの「反抗期」ではないでしょうか?

何かと反抗的でひねくれている。こんな態度を放っておけば、反社会的な行動を起こして道を踏み外してしまうかもしれない。そんな恐怖から子どもの態度を変えようと躍起になる親も多いと思いますが、その際に厳しい態度を取ったり、頭から抑えたりするのは好ましくないようです。

 


ではどのような接し方が、反抗期の子どもを救うのでしょう? その鍵となる事例を紹介しているのが、教育評論家・親野智可等さんの著書『反抗期まるごと解決BOOK』です。

今回は、反抗期を無事に乗り越えるために必要な「良好な親子関係」について触れた部分を抜粋しつつ、後半には親野智可等さんへのインタビューを掲載。現代の親子の在り方や、良好な親子関係がもたらす効果についてお話しいただきました。


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部屋のドアに「立入禁止」の張り紙。親を拒絶する反抗期の子どもには、どう接するのがベスト?>>