超回復肉おかず③
グルテンフリーにこだわるあなたへ「鶏ささみのチーズライスカツ」
僕がもともと考案していた「鶏のささみ塩チーズカツ」をアレンジしてみました。小麦粉が体質に合わない人でも安心して食べてもらえると思います。同時に、ライスペーパーの優秀さを再認識しました!
●材料[2人分]
鶏ささ身…6本
青じそ…6枚
梅肉…2個分
スライスチーズ…6枚
ライスペーパー…(あればSサイズ)…6枚
塩、こしょう…各少々
米油(なければサラダ油)…大さじ1〜2
●下準備
・青しそは軸を切り縦半分にする
・ささ身は筋をとり、ラップをかぶせてめん棒でたたいて薄くする。縦に深く切り目を入れ塩とこしょうを振る
●作り方
① ささ身に具をはさむ
ささ身1本を手にとり、切り目に青じそ2切れと梅肉1/6量を順にはさむ。チーズは細長く折りたたんではさむ。残りも同様にする。
② ライスカツを作る
ライスペーパー1枚をさっと流水にくぐらせて湿らす。ややしんなりとしたら①を中心におき、手早く四つ折りにしてたたむ。
*加藤シェフの“ちょっとひと手間”*
ライスペーパーはあっという間にやわらかくなります。必ず1枚ずつ濡らしてくださいね。あれば霧吹きで湿らすと、ほどよくしなって扱いやすいです。
③ 揚げ焼きにする
フライパンに米油を熱し、ライスカツの巻き終わりを下にしてくっつかないよう並べ入れる。弱火で両面を5分ほどずつ色がつくまで揚げ焼きにする。(油がはねるため、ふたをするなどし、やけどに注意)
◎1人分:493kcal ◎たんぱく質:49.9g ◎糖質:26.5g
\ポイント/
小麦粉いらずの優秀カツ。ライスペーパーを使うことでグルテンフリーになり、小麦粉が体質に合わない人でも、腸に負担をかけることなく食べられます。
「シェフと出会ってカラダが変わった、今がいちばん動ける」
30代はアスリートのパワーがダウンするころです。しかし長友さんは現役生活で今がいちばん調子がいいと言ってくれます。この言葉は、僕がこれまでやってきたことは間違いではなかったという確信につながりました。
長友さんのサポートに加え、若手アスリートへの食のアドバイスや、体を少しでも変えたい! と願う皆さんのために、今後もよりよい情報を発信できればと思います。
ぜひ、この『超回復めし』を通して皆さんの調子がととのうとともに、何よりおいしい! と感じて繰り返し作っていただけるとうれしいです。
著者プロフィール
加藤超也(かとう・たつや)さん
株式会社Cuore所属。2016年長友佑都選手の専属シェフに就任。同年より世界各国に同行し、食事の提供やアドバイスを通しサポート。サッカーのみならず多競技のトップアスリートのサポートも行っている。2020年から無添加・化学調味料・保存料不使用のプレミアム・ポタージュ「THEPOTAGE」をプロデュース。書籍監修に『長友佑都のファットアダプト食事法』(幻冬舎)、著書に『食べて脂肪が燃える魔法のレシピ』(幻冬舎)。
※栄養監修/廣松千愛、栄養計算/新 友歩
『今日もお疲れさま! 超回復めし』
著者:加藤超也 主婦の友社 1595円(税込)
世界で活躍するサッカーの長友佑都選手。そのパフォーマンスを「食」から支える、専属シェフの著者が考案した、「超回復めし」55品を紹介。超回復肉おかず、超回復魚おかず、超回復副菜、超回復の一皿など、おいしさにもこだわった、疲労回復を助けるメニューをたっぷり紹介します!
スタイリング/久保田朋子
撮影/松本 潤(主婦の友社)
構成/金澤英恵
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