半期に一度の恒例企画、“ユニクロ愛好家”エディター伊藤真知さ
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皆さま、おひさしぶりです。伊藤真知です。この連載も4回目を迎え、何かちょっと新鮮に、これまでとはひと味違ったご提案がしたいなぁということで、今回メインに選んだのは「どベーシック」なユニクロばかり。デザイン性の高いトレンド服やメンズ、コラボアイテムなどはあえて入れず、もっとも身近なウィメンズのオリジナル商品から、本当に“いいもの”だけを厳選しました。
ベーシックゆえにいつもはあまり日が当たらなかったり、当たりすぎて今さら買うべきか悩ましかったり……そんな「定番」に注目し、あらためて深堀りした今回。ユニクロならではの豊富なカラバリの中でも間違いのない色選びや、新鮮なムードで楽しめる着こなしのヒントなど、さまざまな角度からその魅力をご紹介していきたいと思いますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
Recommend Item #1
洗濯機で洗えて花粉対策にも!
ベージュの「感動ジャケット」
感動ジャケット[BEIGE]¥6990、エアリズムコットンブラタンクトップ[WHITE]¥2290/ユニクロ ブラウス¥7990(※4月上旬発売予定)/プラステ パンツ¥27500/アッパー ハイツ × デミルクス ビームス(デミルクス ビームス 新宿) サングラス¥39600/アイヴァン(アイヴァン 東京ギャラリー) ピアス¥9570/ニナ・エ・ジュール(ショールーム ロイト) バッグ¥24200/パピルス(アイネックス) 靴¥17050/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)
まずおすすめしたいのは、この「感動ジャケット」。最近のジャケットといえば、ゆるめのダブルが主流。窮屈そうで苦手意識のあったシングルなのにこれはほしい! と思えたのは、驚くほど動きやすく、その名の通りちょっと“感動”するレベルだったから。そういえば、先日行われたユニクロの発表会でダンサーの方がこのジャケットを着て優雅に(激しめに?)踊るデモンストレーションがあったのですが、着てみて納得。たしかに踊れそうなくらい快適なストレッチ素材です。
そしてもうひとつ、細身のテーラードってちょっとお堅いというか……ハッキリ言うと、そのタイトな形がやや古めかしく感じたりもしたのですが、これは細すぎず、ウエストもシェイプされすぎず、いい意味でメリハリが少ないので今っぽいバランス。着丈もお尻が隠れるくらい長めで安心です。私は小柄なこともあり、丈の長いものや大きなものを着るときは手元を出して“着られない”ようにバランスを取ることが多いのですが、やわらかな素材&裏地がないおかげで袖がまくりやすい。元に戻したときにシワになりにくいのも、着やすさにひと役買ってくれています。
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