ファッションの「プロ」はどう着る?
では、この難易度の高いファッションを、実際にプロのスタイリストさんや編集者はどう着こなすのでしょうか。
こうした幼稚園ママのプロの知人は残念ながらおらず、ここでは卒入学式などのセレモニーの話になり、これも聞いた話ですが、プロは「しっかりとルールや伝統に則った装いをする」ことが多いそうです。意外です。おしゃれ強者しか出せない「抜け感」「小慣れ感」みたいなものは取り入れず、基本はかっちり。言ってしまえば「コスプレを楽しむ」くらいの感覚で、割り切ってレンタルで全身を装うという声もありました。
ファッションスキルが高いからこそ、ルールがあれば完璧にこなす、ゲームのような感覚なのかもしれません。またプロはプライベートは切り替えて自分らしいおしゃれを存分に発揮することができるからでしょうか。
そして、これを聞いて一つ思ったのは、キーワードは「楽しむ」ことなのかなと。「迷う」「困る」という感情を「楽しむ」「わくわく」になるべく変換して、普段選ばない洋服を手にとったり身につければ、新しい発見もあるかもしれません。そんなお買い物にお子さんと一緒に出かけて意見をもらうのも、捉え方によってはやはり「楽しい」とも思えそう。
私はネイビーの服は嫌いではありませんが、子どもが小さい間、何年間もネイビーに縛られてしまうのはやはり窮屈な面もあるかと思うので、この流れは悪くはないと思います。聞く限り難しいファッションですが、ママたちが少しでも楽しく、そして自分らしいコーディネートを見つけ、せっかくならば自由の幅が広がるといいなと思いました。
私も来年は息子がとうとう小学生。卒入学の服も必要になるので、調査を初めてみることにします。
ちなみにスタイリストさんが「そういう話なら、ここで買うのが良いかも」と教えてくれたブランドがソージュ。子どもの送迎服やセレモニー服に迷う方がいらしたら、たしかに素敵なお洋服が揃っていたのでぜひご参考までに。私は最近美脚パンツに感激したルフィルも素敵だなと思っています。
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