244大人世代が「黒」よりも「白ワンピース」を選びたい理由【2024春夏トレンド】

モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。スタイリスト福田麻琴さんとともに2024年春夏のトレンドを考えていきます。今週は「白ワンピース」がテーマです。

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存在感はあるけれど威圧感がない。大人世代に「白ワンピース」をおすすめしたい理由

麻琴：はまじは白いワンピースよく着ているよね。

はまじ：そうだね。白のワンピースは好きだね。お気に入りの一枚を見つけて買ったら、おしゃれして出かけたい用事があるときまで取っておくんだ。私は洗える素材を選ぶことが多いし、汚れるのはしょうがないことだと思っているから、その後は日常でも着るけれど、真っ新な状態は特別なお出かけの日に卸したいんだ。

麻琴：なるほど！　確かに新品の白は特別な日にぴったりだよね。今年は白ワンピース、あえてリトルホワイトドレスと呼びたいシンプルな白のワンピースが人気なんだ。春夏はきれい色も多いし、“夏の黒”なんて言葉も定着してるけれど、白を着たときの気持ちがしゃんとしたり、ぐっと上がる感じは他の色にはない高揚感だなと思うな。

はまじ：あと白のワンピースって、存在感はあるけれど威圧感がないのがいいなと思っていて。黒も好きなんだけど、年齢を重ねると黒を着たときに過分な威圧感が出ちゃってるなと思うときがあって。

麻琴：そうだね。もちろん黒も着こなしで素材選びで軽やかに見せることはできるけれど、白はワンピースの存在感が絶妙なのは確かだよね。
白は甘くなっちゃうんじゃないかと思われる方もいるかもしれないけれど、それもデザイン次第。今回選んだすとんとしたIラインシルエットなら、甘さよりもきりっとした雰囲気だし、大振りなアクセサリーをプラスしてパンチを効かせるのもいいよね。

はまじ：このワンピース、生地もしっかりしていて体のラインも拾わないし、透けも気にならない。着丈や袖丈が長めなのも安心感があるね。