名作になる予感がする作品がズラリと並んでいる2024年春ドラマ。今回は、そのなかから恋愛ものの作品をピックアップ! ラブストーリーマニアのライターが選んだとっておきの3作の見どころをご紹介します。

 


HYの名曲に着想を得たオリジナルラブストーリー
『366日』(毎週月曜21:00〜)

あらすじ:高校時代に実らなかった恋を叶えるためにふたたび動き出した男女が、予期せぬ事態に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語。


昨年放送された『真夏のシンデレラ』で“月9”にラブストーリーが復活! そこから、『君が心をくれたから』『366日』と恋愛ものが続いています。うれしい!

広瀬アリスさんが主演を務める『366日』は、HYの名曲に着想を得たオリジナルラブストーリー。『最愛』(2021年・TBS系)の脚本家・清水友佳子さんと、『義母と娘のブルース』シリーズ(2018〜2024年・TBS系)の監督を務めた平川雄一朗さんが初タッグを組むことでも話題を集めています。

「366日」の切なすぎる歌詞から察するに、悲恋系のドラマになるのかなぁと想像をしていましたが、やはり。ヒロインの明日香(広瀬アリス)は、高校時代にひそかに思いを寄せていた遥斗(眞栄田郷敦)と12年ぶりに再会し、交際に発展。同級生たちにも祝福され、この上ない幸せを手にしたところで、遥斗が事故に遭って意識不明の重体になってしまうという……。『君が心をくれたから』に続き、かなり重いテーマの作品になりそうです。

ただ、『366日』は12年前の高校時代と現代が交錯する物語。明日香や遥斗が、仲間たちとともに青春を楽しんでいる姿も描かれると思うので、そのあたりで癒やされながら、明日香とともに過酷な運命に立ち向かっていきたいです。

本作のプロデューサーを務める狩野雄太さんが、「“果たして人生で死ぬほど好きになった恋愛って何回あったのだろう?”とか、“大切な人が明日も同じようにいてくれるとは限らない。もしそういう時、自分はどうするのだろう?”と想うようになり、企画書を書きました」とおっしゃっていたのが、ドラマ公式サイトに掲載されていて。それを読んだとき、すごく刺さったんですよね。

恋愛しなくても生きていけると言われる世の中だし、ドラマでも恋愛脳のヒロインはあまりウケなくなっている。でも、やっぱり心の底から誰かを想って嬉しくなったり、苦しくなったりすることは素敵なことだよなぁって。そういう気持ちは、隠さなくていいし、胸を張っていいもの。『366日』は、ラブストーリーの原点回帰となる作品になる気がしています。