2018年「米国人、メーガン妃が義理の妹に」
2015年にシャーロット王女、2018年にルイ王子も誕生し、三人の子育てに公務と、お忙しいながらも順風な家族生活。そんなところに、新たなロイヤルメンバーの加入。新たな家族が一員に。
それが、ご存知メーガン夫人。
米国出身、元女優という異例づくしの王室メンバー入りに世界中が注目し、さらにウィリアム皇太子夫妻とともに、新カップル、ハリー王子夫妻の4名を“ファブ・フォー”と称し、今後の英国王室を担う、期待の星となりました。
しかしながら、その一人が加わったことで、それまでの兄弟+キャサリン妃、という関係に終止符が打たれ、立場の異なる、長男、次男夫妻という関係に。性格や価値観など正反対と思しき妻たちは、その仲が疑われるも公の場では素晴らしきファブ・フォーをアピール。
しかしその実、パレス内では結婚式直前からすでに問題は起こっていた……ということがのちに明らかになるのでした。
英国人であり、自国の伝統を守る長男の妻、キャサリン妃にとって、君主制の存在しない米国で育ったメーガン夫人が交際1年で結婚、そして義理の妹となったことは、結婚以来最も予期せぬ出来事で、まさに嵐の始まり、だったのではないかと思うのです。
2020年「メグジット(ヘンリー王子とメーガン妃の英王室離脱を称する造語)と暴露インタビュー」
兄弟の不仲が囁かれ続けるも、まさかその先にこんな展開が待っていようとは……!! ハリー王子とメーガン夫人の王室を離脱宣言!! 2拠点で公務をサポート、という希望が叶わず、離脱を決断。そしてカナダ、米国へと移住をしたハリー王子夫妻。
英国王室人気は当面安泰……と思われたファブフォーは突如崩壊し、今後の公務にも多大な影響を及ぼしただけでなく、ハリー王子&メーガン夫人夫妻の米国オプラ・ウィンフリーのTVインタビューでの、王室批判やプライベート発言に世界中が衝撃……。
なかでも問題視されたのが、夫妻の生まれくるベイビーの肌の色に関する、王室内の発言に関して。発言者の憶測はもちろんですが、この発言の真偽以上に、英国王室が差別主義者であるかどうかが重要な問題となり、ひいては王室存続に関わるほどの大問題に。そしてもう一つが、キャサリン妃が結婚式の準備中にメーガン夫人を泣かせた、というもの。
思い返せば離脱発表のタイミングもキャサリン妃のお誕生日直前。爆弾インタビューの放送後、初めての公務に臨まれた際、記者たちから妻を守るように振舞われていたウィリアム皇太子の姿も印象的でした。
メグジットがきっかけで、残る王室の高位メンバーにもたらした影響やダメージは、計り知れないほど大きかったのです。
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