“レインクーバー”と呼ばれるくらい雨がよく降る場所、バンクーバー在住の筆者。実際に、ほぼ毎日雨が降る場所に住むと、気が滅入るなどのデメリットがあるのでしょうか? 2年住んでみた正直な感想を紹介します。

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秋冬はほぼ毎日雨が降るバンクーバー

iPhoneの天気予報アプリの画面のスクリーンショットより掲載。

こちらは11月のある週の天気予報。ほぼ毎日雨……。
私が住むバンクーバーは、夏が終わると次の初夏を迎えるくらいまでほとんどがこんな天気です。期間でいうなら、年によって多少の違いはあるでしょうが、おおよそ9月から4月前半までは続きます。

といっても、毎日大雨というわけではなく、しとしと雨が降ったり、止んで曇天だったり、真冬には雪がふったり。この期間、晴れて青空が広がることはかなり少ないので、珍しく輝く太陽が顔を出した日には、尊い気持ちになってしまうほどです。
 

毎日雨や曇りの日が続くデメリットは?

写真:shutterstock

“紫外線は肌の大敵”とよく言われているので、できる限り日差しを浴びないように気をつけている人も多いと思います。でも、ここまで雨や曇りが続くと、本能的なものなのか、太陽を浴びたくなってくるから不思議です。雨や雲ばかりだと、太陽がかなり恋しくなります。

健康のために「起きたら朝日を浴びましょう」と言われても、その朝日がない……。

そのため、毎日どんよりしていて気が滅入る、なんだか気分が晴れない、というのはこちらでもよく耳にします。私も部屋をなるべく明るくしておくなどして、気分が落ち込まない工夫をしています。また、太陽を浴びることで体内で生成されると言われるビタミンDも不足しがちになるので、この時期サプリメントで補っている人も多いです。
 

現地に長く住む人はストレスじゃない?
 

たった2年住んだ私にとってはストレスに感じているけれど、生まれながらにバンクーバーに住んでいる人は慣れっこで特にストレスには感じないのでしょうか? そう疑問に思い聞いてみたところ、「雨ばかりではない地域に行ったときに、やっぱりバンクーバーは雨が多いのかと気づく」という意見があったので、この天気が当たり前には感じているようです。

でも同時に、「また雨か」「まだ雨が続くのか」「太陽が恋しい」「やっと晴れた!」という気持ちもあるということだったので、この長く続くレイニーシーズンにうんざりしているところもありそうですね。

やはり、雨ばかり降る地域に住むなら、それを受け入れて行くしかなさそうです。

 
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